「20代半ばで結婚して、子供産んで、平凡に暮らすんだろうな…。」
そんなことを考えていて気付けばアラサー。周りはどんどん結婚。しかし自分はその気配すらない。
ヤバイ!!どうしよう!!なんて焦ってない?
そんなアナタ、安心して!結婚に焦りは禁物。
この記事では、夫婦カウンセラーであるOLが、結婚を焦って失敗した実例の紹介、そして独身アラサー女性に向けた婚活のポイントを3つ紹介しちゃうわよ!
何事も、焦りは禁物。きっとそう思えるはず。
結婚を焦ると失敗する?
答えはyes
結婚だけに限らず、何事もそうじゃないかしら?仕事だって焦るとミスも増えるし、結局その分時間がかかる。
急がば回れとは、よく言ったものよね…。
ここからは、夫婦カウンセラーOLはミタ。結婚を焦って失敗したケース2つを、実例とともに紹介するわ。
子供が欲しくて…クライアントA子さんのケース
A子さんには、夢があった。それは、「30歳までに子供を産むこと」
当時28歳のA子さん。逆算すると今すぐにでも結婚しないと、その夢を叶えることは無理。しかし交際している彼氏は、あまり結婚に前向きではない。今更、新しく出会いを求めている時間は無い。
そこでA子さんは、子供ができたら結婚できるのでは?と考えた。授かり婚ってやつね。そして晴れて妊娠が発覚、入籍。しかし、もともと結婚に前向きではなかった彼。不満がつのり、同居わずか2か月で別居…
産まれてくる子供の養育費をどうするか、すさまじいバトルが繰り広げられたわ。しまいには夫が、産まれてくる子供は本当に自分の子なのか、DNA鑑定をしろと言ってきたり…。
A子さんは「結婚することが目的になっていて、事前に結婚後の生活のこと、お金のこと、全然話し合っていなかった。子供がいれば別れられないと思ってたけど、そうじゃなかった。子供を30歳までに産まなきゃと思い込んでたけど、そんなに焦る必要もなかった。周りをみれば、30歳超えて子供産んでいる人は沢山いる。なぜ冷静になれなかったのか」と後悔しているわ。
出産にはリミットもある。「30歳までに産まなきゃ!」と思っている女性も多い。確かに、気持ちはわかるわ。だけど子供を産むのも、パートナーありきのこと。デリケートな問題だけに、結婚前にきちんと価値観をすり合わせないと行けないわよね。
親に急かされて…クライアントB美さんのケース
30歳を過ぎても結婚をしていなかったB美さん。ご両親が見つけてくれた相手とお見合いすることに。
そんなに好みの男性ではなかったけど、周りの友人は殆ど結婚しているし、親も早く結婚しろと言ってくる。
焦ったB美さんは、その彼と結婚。しかし、いざ結婚すると、彼はとんでもない男だったのだ。
まず結婚したら出てくる問題のひとつ、お金のこと。
B美さんが、今後の生活費をどうしたらいいか彼と話そうとすると、「俺にお金のことで指図するな。」「自分の稼いだ金は自分が使う」と一切話し合いに応じてくれない。
困ったB美さんは、自分の収入だけで生活をやりくり。そして彼は、機嫌が悪いとB美さんが作った食事を全て捨ててしまうのだそう。B美さんは、彼と一緒にいると自己肯定感が下がり辛いので離婚したい、と離婚調停をすることに。しかし、世間体を気にする夫。簡単に別れてはくれない。その後裁判をして、ようやく離婚。
B美さんは、「結婚するより、別れる方が何百倍も労力もお金も使う。周りに流されず、自分の意思を持つべきだった」と言っていたわ。
パートナー選びを間違えると、自分の人生を棒に振ることもある。それが結婚というもの。
焦っても、ロクなことは無い
いかがだったかしら?この実例は、氷山の一角よ。20代後半で焦って結婚して、30代で夫と揉めるケース、テンプレなんじゃないかというくらい沢山いるわ。
結婚できても、その後の生活の方が大切。じゃあ、幸せな結婚生活を送るためにはどんなことに気を付けて婚活すればいいの?
現役夫婦カウンセラーOLが、3つの婚活アドバイスをお届けするわ♪
①同調圧力に負けるな
そもそも、どうして結婚を焦るのか。周りが結婚してるから?適齢期を過ぎたから?
まずこの考えを捨てよう。日本の社会には、強い同調圧力が存在するわ。
「みんな結婚してるから、私も結婚しなきゃ…」
その考えは間違ってる。友人たちと同時期に結婚すれば、自分も幸せになれるのかしら?冷静に考えればそうじゃないということに気づくはずよ。
OLも、周囲の結婚ラッシュに自分が取り残され、やはり多少は焦った。だから気持ちは痛いほどわかるわ。でも、あなたの人生は、あなたのもの。
他人にとやかく言われる筋合いも無いし、自由に生きて良いの!周りの友人の影響を受け、焦って結婚して失敗しても、誰も助けてくれないわよ。
皆それぞれの生活でいっぱいいっぱいだもの。一番傷つくのは当事者である、あなた。
結婚には、それぞれに適した時期がある。まずは同調圧力に屈せず、自分は自分だという強い意志を持つこと。
②ロジカル婚活せよ
自分はなぜ結婚したいのか、どんな結婚生活を送りたいのか考えてみて。そこから逆算すれば、今自分が求めている人に近づけるわ。
実際にOLも、ロジカル婚活を実践。その結果、結婚は遅かったけど、理想の結婚をしたと胸を張って言えるわ。でもロジカル婚活って、どうすればいいの?OLの実例を紹介するわね♪
【どんな結婚生活がしたい?】
→夫婦で過ごす時間を多く持ちたい。夜ご飯は、一緒に食べたい。
→一緒に過ごす時間が多いなら、精神的にも安定してる人が良い。
→それを実現するためには、仕事中毒な人は嫌だな…病みやすそう。
→大手企業じゃなくてもいいから、土日休み、残業少なめ、ホワイトな労働環境の会社に勤めてる人の方が良い!
【子供はどうしたい?】
→子育ては、夫と一緒にやりたい。
→一緒にやるからには、教育方針で揉めたくない。
→となると、やはり自分と同等の学歴orそれ以上が良い
→高学歴男性が良い!
こんな感じね♪条件が具体的になり、婚活がやりやすくなったわ。
でも、OLがこの思考が出来るようになったのは、20代後半になってからなのよね。
恋愛経験値の低さ故、若い頃はなんとなく高学歴高収入、背も高くてかっこいい人が良い!的な、浅はかな考えしか出来なかったわ。
若い頃の結婚観と、アラサーになってからの結婚観って、結構違う。もしOLが若くして結婚していたら、今頃確実に離婚してるわ…。ある程度、年齢と社会経験を重ねた結果、ロジカル思考が出来るようになったの。アラサーにならないと見えてこない理想像もあるはず。焦らないで。
③貯金せよ
結婚を焦る理由の一つに、経済的な不安があるんじゃないかしら?
このまま仕事を続けていても、稼げる金額はたかが知れてる。特に一人暮らし女性は、生きていくために、嫌でも働き続けないといけない。そんなプレッシャー抱えている女性も多いハズ。そんな女性たち、まずは貯金よ!
収入が少ないなら、副業をしたり、資産運用をしたり。思い切って転職するのも良いかも。OLは高給取りではない、普通のOL。その上一人暮らしだったので、お金を貯めるのには本当に苦労したわ…。
でもあるとき、このままではいかん!と一念発起。期限と目標金額を決めて、必死に貯金したの。ある程度まとまったお金が口座にあることで、万が一仕事を辞めても、しばらくは生きていけるという安心感は大きかったわ。そしてお金があることで、「誰かに頼らなくても生きていける」と、結婚への焦りも無くなり、気持ちに余裕がでてきたの。
貯金がある=信頼につながる。というのも、実はOLの夫は結婚前、「家計は自分が握りたい」というタイプだったのだ!でも、OLの貯金額や、一人暮らしでやりくりをしている姿を見て、「これなら任せても安心だ」と思ったそう。自分のために始めた貯金だったけど、結果的にこの行動が、結婚の近道になったわ。
結婚するかしないか分からない…。でもどんな人生を歩むにしても、お金を貯めておいて損は無いわよ!
自立することが大切
結局、結婚の近道は自立することだと思うの。自立と結婚、一見矛盾しているようだけど、そうでもないわ。
結婚への焦りは、男性にも伝わり、引かれてしまう可能性もある。そうならないためにも、周りに流されず、自分の力で立つこと。
男性は、適度に頼られたら嬉しいけれど、度が過ぎると重荷に感じてしまうもの。ある程度自立した女性の方が、魅力的に映るはず。
カウンセリングをしてていつも思うけど、男性に頼りっきりな女性は、夫婦関係に問題が起きても、逃げられなくて苦しんでいることが多いわ。自分が幸せになるためにも、自立することは大切と言えるわね。
そして、「早く結婚しなきゃ!」と焦るんじゃなくて、肩の力を抜いて、今を楽しみましょう♪そうすれば、婚活でもあなた本来の魅力も出せるはずよ。