「恋愛と結婚は違う」
「2番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれる。」
婚活をしているとよく耳にするこれらの言葉。
でも、本当にそうかしら?
この記事では、2番目に好きな人と結婚したら幸せなのか、そして、1番好きな男性との違いは何なのか、徹底解説するわよ!
彼と結婚して良いのかな…?そんな悩めるアナタも、この記事を読めば考えが整理されるはずよ!
2番目に好きな人と結婚…メリットは?
2番目に好きな人と結婚するメリットを2つ、紹介するわ。
①疲れない
追いかける恋愛より、追われる恋愛のほうが、そして愛するより、愛される方が幸せ…
確かに一理あるわ。自分が好きで好きで追い続ける恋愛は疲れてしまうわよね。だけど、2番目に好きな人なら、その心配は無いわ。
OLの同僚にも、1番好きだった浮気性の彼氏と別れ、猛アタックしてくれた別の男性と結婚した子がいる。
「ドキドキはないけれど愛されている実感もあるし、相手の浮気も心配しなくていいから、心が穏やかになった」と言っていたわ。そういう幸せも、あるのかもしれない。
②安心感
愛されているという実感があれば、安心感は生まれるわよね。
妻のことを一途に愛してくれる男性なら、浮気の心配も少ないと言えるわ。
なるべく平穏な結婚生活をしたい、夫の女関係でやきもきしたくない、そんな女性は、2番目に好きな人と結婚するのもありかもね。
二番目に好きな男性との結婚のデメリットは?
2番目に好きな男性と結婚…それって、心の中で1番好きな男性のことを思いながら人生を送るということよ。
当然、デメリットはある。3つ、紹介するわね。
①虚しい
ふとした時に、1番好きだった人を思い出して虚しくなることも。
やがて夫に対して、
「どうしてこの人の為に、私が食事を作っているんだろう」「この人との結婚生活って、私にとって何のメリットがあるんだろう」
と思い始めることも。
1番好きな人の為なら何でもできるわよね。でも2番目に好きな人の為に、自分が犠牲になって何かをしてあげていることってできるかしら?
結婚生活において、「これだけしてあげたんだから、アナタも私が喜ぶことをしてよ!」と見返りを求めてしまうのはNG。損得勘定で動いていると、それは相手にも伝わるわ。
②危機に弱い
大好きな人となら乗り越えられる危機的状況。では、2番目に好きな人とはどうかしら?
例えば、夫の給料が下がり、生活水準を下げなきゃいけなくなったら、夫が病気で働けなくなったら、支えていく覚悟はある?
夫婦カウンセリングのクライアント男性にも、
「妻は自分のことを、お金を運んでくる人としか思ってない。もし自分が働けなくなったら、離婚されると思う」と言っている男性もいるわ。
まさに金の切れ目は縁の切れ目。
どんな事が起こっても、2番目に好きな人と一緒に乗り越える決意、アナタはあるかしら?
③心が揺らぐ
そもそも2番目に好きということは、相手に何かしらの不満があるということよね。
そんな状態で結婚して、もし魅力的な男性が目の前に現れたら、心が揺らいでしまうわ。
「あなたのことはそれほど」という漫画、知ってるかしら?数年前にドラマ化もされたわよね。
主人公の女性が「2番目に好きな人」と結婚。その後偶然、1番好きだった同級生と再会し、不倫してしまう…。
いやいや、どうせドラマの話でしょ?ノンノン。夫婦カウンセラーであるOLは、そんな女性を沢山見てきたわ。
どうして妥協してしまったんだろうと後悔している人も…。
2番目に好きな人との結婚、確かに安心感は得られるかもしれない。でも、それだけでは埋められない心の穴もあるわ。
1番好きな男性との違いは?
折角結婚するなら、やっぱり1番好きな男性が良い!
大半の女性はそう思ってるはず。
では、1番目に好きな男性と2番目に好きな男性。結婚したら、何が違うのかしら?大きな違いは2つあるわ。
①幸福度
2番目に好きな人と結婚するということは、少なからず「妥協した」ということよね。
1番を諦めてしまった、その思いを抱えて結婚生活を送っていると、「1番を手に入れられなかった自分」として生きていくことになるの。
2番目に好きな夫からどんなに愛情を注がれても、自分の幸福度は上がらないかも…。なにもわざわざ最初から、そんな人を選ぶ必要は無いと思わない?
②忍耐力
デメリットでも述べたけど、2番目に好きな人との結婚は、有事の際に弱い。
1番好きな人となら、自分を犠牲にしてでも辛いことに耐えられる。だって自分が選んだ、自分にとって1番大切な人だから。
でも、2番目に好きな人の場合どうかしら?「なんで私が我慢しなきゃいけないの?」「こんな人選ばなきゃよかった」少なからずこのような感情も出てくるはず。
今後何が起こっても、彼と一緒に乗り越える覚悟はある?
結婚の決め手は?
結論、結婚は1番好きな人としたほうが良いわ。
だって2番目に好きって…もはや、好きの部類に入らないのでは…!?
仮に結婚したとして、2番目に好きな人という立ち位置の夫を、アナタは尊重できる?大切にできる?
心のどこかで、「私はアナタと結婚してあげた」という感情が消えないハズ。夫婦は平等でなければならない。これでは、相手のことを最初から下に見ていることになるわ。
じゃあ、1番好きか2番目に好きか、どう見極めればいいの!?
自分の感情がわからない…そんな婚活女性のために、夫婦カウンセラーであるOLが考える、結婚相手を選ぶ決め手を3つ、紹介するわ♪
①「折れる」勇気
OLはかなり頑固な性格。自分の考えを曲げないし、曲げてまで他人に合わせることなんて絶対に嫌だったの。
でも、夫に対してなら不思議と「折れる」事ができた。
「折れる」って、何でもかんでも人の言うことを聞けということではなくて、歩み寄るということ。
相手の意見に対して、ちょっと違うなと思うところがあっても、そこで争うのではなく、歩み寄って、時には自分が折れることができるか。
意固地になるのではなく、相手を認めてあげる事ができるか。アナタは彼に対して、「折れる」勇気があるかしら?
②我慢しないか
自分さえ我慢すれば…
そう思う相手なら、絶対に結婚しないほうがいいわ。
他人同士が共に生活するのが夫婦生活。前述の通り、当然、歩み寄りは必要よ。でも、どちらか一方だけが歩み寄るのでは意味がないわ。それは我慢し続けることになるから。
クライアントB美の事例
カウンセリングのクライアント女性B美さん。夫と結婚する前に言われたことがある。
それは「結婚するなら、専業主婦になってほしい。家事をやってほしい」ということ。
B美さんは仕事が好きだったし辞めたくなかった。でも、自分さえ我慢すれば結婚できる…。
しかしその時から既に、夫婦関係の歪みは始まっていたの。
夫の要望通り退職し、家庭に入ったB美さん。
夫は家事も育児もノータッチ。慣れない育児で疲れているB美さん、何もしない夫に対し、「私は夫のために仕事まで辞めたのに、何でこんな思いをしないといけないの…」と恨みの感情を抱くように。
でもこれ、最初にB美さんが「我慢」してしまったからなのよね。
彼に好かれたい、結婚したい!だから我慢する…。ではなく、仕事を続けたい、家事も協力してやりたい、最初からこう伝えておくべきだったの。
全てにおいて相手に合わせるのではなく、我慢せず、自分の意思を伝えた上で相手がどう出るか。相手が自分を受け入れてくれる人かどうか、きちんと見極めてね!
③与え合えるか
お互いに、愛情を与えられる相手なのか。してもらったことに対して感謝できるか。
やってもらって当然なことなんて、1つも無いわ。
相手のことを対等に見ていれば、自然と感謝の言葉も出てくるもの。自分がしたことに対して、感謝の言葉が1つもなかったら虚しくなるわよね。それは相手も同じ。
クライアントC子の事例
クライアントのC子さん。結婚当初は夫に尽くすことに幸せを感じ、見返りを求めない愛を沢山与えていたの。
しかし、夫からの感謝の言葉は滅多に無かった。一方的な「与える」作業をし続けたC子さんは疲弊。
夫へ不満を抱くようになり、次第にコミュニケーションを避け、夫婦仲は険悪に…。
真実の愛を追求するなら当然、見返りを求めない愛を与え続けることが大切。
でも、それはどちらか一方だけがやっても意味がないの。お互い、与え合わないと。
アナタは彼がしてくれたことに、ありがとうって伝えられてる?彼もアナタに、ありがとうって伝えてる?
結婚とは
賢者の贈り物というお話を知っているかしら?
貧しい夫婦が主人公。クリスマスプレゼントを買うために、夫は金の懐中時計を、妻は美しい髪を売り、そのお金で夫は、美しい髪の妻が欲しがっていた櫛を、妻は、夫の自慢の懐中時計を吊るす鎖を購入。
美しい髪も、懐中時計も、プレゼントを買うために売ってしまったけれど、相手への愛情の深さや、思いやりが感じられる素敵なお話よね。
これ、結婚生活における大切なものが詰まったお話だと思うの。
お互いを愛しているから、相手を思いやる、そして見返りを求めない。結婚って、そういうものなのよ。
でも、2番目に好きな人に対して、この感情は湧くかしら?妥協してやったんだから、私に尽くしてよ!って思ってしまわない?
結婚って、こんなもんだから…なんて諦めないで!
お互いを思いやり、自分に正直になれる、そして愛を与え合える素敵なパートナーを見つけてほしいわ♪