婚活で意外と大事なテクニックとなるのが、断り方です。
「婚活で出会った人に断りたいけど、なんて言えばいいの?」
「断ることでトラブルになるのが怖い」
と、断り方に困っている方も多いはず。
今回は婚活アドバイザーが、婚活の時に使える断り方について解説していきます◎
断ることが億劫にならなくなりますので、ぜひ、例文も合わせて参考にしてみてくださいね。
トラブルにならない断り方5つのポイント
まずは、婚活で出会った人に断る時、トラブルにならないポイントをご紹介します。
要点を掴んでおくだけでも文章が作りやすくなりますのでぜひ、参考にしてみてくださいね。
相手の欠点を言わない
男女関係に上下関係はありません。
どんなに気になるところがあったとしても、相手からみても自分の欠点はあるものです。
それなのに相手の欠点を伝えてしまうと、「あなただって◯◯じゃないですか」と喧嘩になってしまうこともあります。
「私はあなたのようなステキな男性に釣り合う人ではないです」など、自分を下げて丁寧に断るのがカドが立たない断り方です。
なるべく早く断る
「なかなか断れない」と思って、ズルズルと何ヶ月も経過してしまうとさらに断りづらくなります。
考えすぎてさらに断りにくいことにならないように、早めに断るようにしましょう。
関係が深くなってしまうと、1度断っても相手がなかなか納得してくれず、さらにトラブルの原因になることも。
断るということは、相手を傷つけてしまっているようで躊躇してしまうかと思いますが、婚活中はお互い様。
早めに断るのも相手のためと考えて、「この人とは合わない」と思ったらすぐに断るようにしましょう。
フェードアウトをしてもいい
断られるとどんな理由だったとしても、誰でも傷ついてしまうものですよね。
断りにくい場合は、メールを返信しないというのも一つの手段です。
メールが来なくなるだけでも、普通の人は「自分に興味がなかったんだな」とわかります。
ただ、人によっては急に連絡がこないと、「あれ?どうしたのかなぁ?」と思われてずっと待ってしまう人もいます。
何度もメッセージが来る場合は、はっきりと断った方がいいでしょう。
結婚相談所なら、担当の方を通じてお断りを入れるのがオススメです。
メッセージで断る
「大切な言葉は会って話さないと」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、まだ付き合う前の段階であればメッセージでのお断りで大丈夫です。
1日会うだけでも時間を取らせてしまいますし、直接会って言われる方がお相手も辛いものです。
なるべく、メッセージで丁重にお断りをするようにしましょう。
断る時のメッセージの作り方は、後ほど例文をご紹介しておりますのでぜひ、参考にしてみてくださいね。
理由と感謝の言葉を伝える
断る時は、
・相手が納得するようにしっかりと理由を伝える
・相手が不快な思いにならないように感謝の言葉を伝える
の2点が重要です。
お断りする理由は、しっかりと伝えないと相手もなかなか納得できません。
ただ、正直に「顔がタイプじゃないから」や「清潔感がないから」という言い方は、相手を怒らせてしまうこともあります。
「将来のビジョンが合わない」「日々の価値観が違う」などの理由をメインとすると、相手に納得してもらいやすくなります。
【場面別】婚活で断る時の例文
次に、断る時の例文をご紹介します。
ぜひ、ご自分の状況に合わせて修正し、活用してみてくださいね。
初デート前に会いたくなくなった時の断り方
本当は思いやりがあってステキな人なのに、メールが苦手というだけの人もいます。
そのため、なるべく1回は直接会って話すのが理想です。
しかし、メッセージのやりとりで乱暴な言葉遣いや上から目線など、人として良くない部分が見えたら会わない方がいいでしょう。
<例文>
「お誘いいただきありがとうございます。ぜひ、私も一度お会いしたいと思っていました。
ただ、メッセージのやりとりをさせていただいて、お互いのビジョンや価値観が少し合わないのかなぁと思っています。
◯◯さんはとても勤勉で努力家ですが、私は楽観的な部分がありますので、お互いに他の人の方がうまくいくのではないかと感じています。貴重なお時間を取らせてしまうのも申し訳ないので、◯◯さんのためにもここで終わりにした方がいいと思っております。いろんなお話しを聞かせていただきましてありがとうございました。
お互いにとってよりよいパートナーと出会えることを願っています。」
このように、お互いの特徴が異なるということを理由にすると、断りやすくなります。
1回目デート後の断り方
「また会いましょう」と言われても、サクッと断るメールを送ることが重要です。
デートのお礼を伝えつつ、はっきりと断ることで、お相手も納得しやすくなります。
<例文>
「先日は、楽しい時間をありがとうございました。
直接会うことで、いろんなお話しが聞けてよかったです。お会いしてから今後のことを考えてみたのですが、結婚後のビジョンが異なる部分が多かったため、お互いに他の人の方が幸せになれるのではないかと思っています。
◯◯さんは、優しくて向上心もある素晴らしい男性なので、すぐにステキな女性を見つけられることでしょう。
真剣に話しを聞いてくださったり、細かい気遣いもしていただいたりと貴重なお時間をありがとうございました。お互いにより良い方向に進めることを願っております。」
婚活中であれば、1回目のデートからある程度結婚後のことは聞いておきましょう。
また、1回目のデートに高級レストランで奢ってもらうと、万が一思っていた人ではなかった場合は断りにくくなってしまいます。
初デートの際には、必ず、軽いランチかお茶にして、おごってもらっても負担のないものにしましょう。
2回目~3回目デートの断り方
1回目はお互いに緊張しているのでいいところしか見えなかったかもしれません。
しかし、会う回数を増やしていくことで相手の隠れていた部分が見えてくるようになります。
そこで、気づいた段階で断るようにしましょう。
初対面では話せなかったような結婚後の話を具体的にして、「価値観が合わなかった」を理由にすると断りやすくなります。
<例文>
「先日は、楽しい時間をありがとうございました。
◯◯さんは、いつも優しく気遣ってくださるので、とてもステキな時間を過ごさせていただいています。また、何度かお会いして、今後の理想の生活のすり合わせができてよかったです。
そして、お互いの今後のビジョンを考えると、お互いに違う人の方がお互いにストレスがなく幸せな生活を過ごせるのではないかと思っています。いろんなお話しをお聞かせいただきありがとうございました。
◯◯さんによりよいパートナーが見つかるよう願っております。
貴重なお時間をありがとうございました。」
こちらも結婚後のビジョンが合わないことを理由にすると断りやすくなります。
同時進行中にいい人が出来てしまったときの断り方
婚活中は、同時進行していることは普通のこと。
しかし、断る理由は、「他にいい人ができた」というよりも「私はあなたにはふさわしくない」という断り方の方が相手を傷つけずに円満にお別れをすることができます。
<例文>
「いつもメッセージやステキなお食事をありがとうございます。
◯◯さんからいろいろとお話しを伺っていると、こんなに素晴らしい◯◯さんを未熟な私は支えきれないと思っています。
◯◯さんには、もっとステキな女性が釣り合うと思いましたので、素晴らしいご縁が見つかることを願っております。楽しくて貴重なお時間をありがとうございました。」
相手を見下すのではなく、「自分が劣っているから」と謙虚な表現で伝えた方がトラブルの回避になります。
断りを入れなくていい婚活手段とは?
マッチングアプリや紹介で出会った人だと、直接自分が断らなければなりません。
しかし、結婚相談所なら担当のカウンセラーが代行して断ってくれるのです。
マッチングアプリや婚活パーティーなどは、基本的に1対1の出会いなのでトラブルも多いもの。
お相手と直接連絡をしていると、なかなか納得してくれなかったり、連絡を終えることができなかったりすることもあるでしょう。
結婚相談所では基本的には交際に進むまで直接連絡のやりとりができませんので、しつこく連絡がくるという心配もありません。
「いろんな人に会いたいけれど、そのたびに断ることがストレスになる」という人は、結婚相談所も視野にいれてみるといいと思いますよ。
婚活の断り方まとめ
いかがでしたでしょうか。
婚活を頑張る期間は、たくさんの人に出会わなければなりません。
そして、たくさんの人に出会うということはたくさん断る場面もあるということ。
自分なりの定型文を作っておくことで、断ることが億劫にならなくなりますので、ぜひ参考にしてみていただければと思います。