3組に1組が、離婚すると言われている世の中。
元々は好き同士で結婚したにも関わらず、冷めてしまった、夫婦関係が終わってしまった…
そんなの、悲しすぎるわよね。
この記事では、夫婦の終わりのサインや、冷めていく夫婦の共通点を、現役夫婦カウンセラーであるOLが実例とともに解説するわ!
いつまでもラブラブでいたい。そう思っているアナタ、必見よ!
夫婦の終わりのサインとは?
なんだか最近、パートナーの様子がおかしい。
些細な違和感が、やがて大きな事件に発展する可能性も…。
「思い返してみれば、あれが終わりのサインだったのかもしれない。」
夫婦カウンセリングをしていて、実際にOLがよく耳にする夫婦の終わりのサイン3つを紹介するわ!
①そっけない
パートナーに何を話しても、上の空…
話しかけても、そっけない態度をとられる、目を合わせてくれない。
なんだか、距離を感じる。
そう感じたらチョット危険。
アナタへの興味を失っている可能性があるわ。
夫婦カウンセリングのクライアント、A男さん。
お休みの日は妻とランチしたり、旅行したり、順調な夫婦生活を送っていたそう。
しかしある時、いつものように出かけようと妻を誘ってみたら、
「今日は気分じゃないから、一人で行ってきたら?」
と言われ…。
珍しいなと思ったけれど、たまにはそんなときもあるか。
と、あまり気にしていなかったA男さん。
しかしこの日を境に、誘いの殆どを断られ続けるようになってしまい…
おかしいと感じたA男さん、妻に理由を聞くと、
「あなたと出かけたり、話したりすることが苦痛になってしまった。距離をおきたい。」
と言われてしまったそう。
最近、パートナーに対してそっけなさを感じてないかしら?
そんなアナタは、早い段階で原因を突き止め、対策が必要よ!
②セックスレス
お互いに無関心になってしまったら、当然減るのが愛情表現。
結婚当初は、
「好きだよ」「愛してるよ」
と、頻繁な愛情表現があったのに、最近そんなこと言われなくなったな…
思い当たる節はないかしら?
次第に接触することも避けられ、セックスレスに、なんてことも。
夫婦カウンセリングのクライアント、B子さん。
結婚当初は、まさか自分がセックスレスになるなんて思いもしなかった。
そのくらいラブラブだったのに、結婚生活3年でセックスレスに。
B子さんから夫を誘ってみるも、なんやかんや理由をつけて、毎回断られる始末。
最初は仕方がないと思っていたけど、段々おかしいなと思い始め…。
夫を問いただすと、なんと、
「ごめん、他に好きな人ができた。君とはもうセックスはできない。」
…こんな漫画みたいな出来事、本当にあるのね。
パートナーからの愛情表現が急激に減った、理由もなく、セックスを毎回断られる。
離婚の予兆とも言えるわね。
③スマホばかり見るようになった
今までは、リビングに置きっぱなしだったスマホ。
最近はお風呂にもトイレにも、どこにでも持ち歩くようになった。
パートナーにこのような行動が見られたら、アナタに知られたくない、隠し事をしている可能性があるわ。
実際にカウンセリングをしていて、不倫されてしまったクライアントの大半から、
「そういえば少し前から、パートナーがスマホを肌身離さず持ち歩くようになった。」
という話を聞くの。
不倫に限らず、専業主婦だったけど、仕事を探す為に、別居する家を探す為に、スマホばかり見ているという可能性も。
パートナーが普段と違う行動を取り始めたら、きちんと話し合う時間を設ける必要があるわね。
冷めていく夫婦の共通点は?
離婚してしまう夫婦には、実はいくつもの共通点があるもの。
次は、多くの悩める夫婦を見てきた、現役夫婦カウンセラーであるOLが、
冷めていく夫婦の共通点を5つ、紹介するわね!
①会話が無くなった
共働きの場合、お互いに休みが合わなかったり、帰宅時間がバラバラだったり。
一緒に住んでいるけど顔を合わせる時間が無くなって、だんだん会話が減ってしまった…
こんな状態になったら、危険信号。
意図的に顔を合わせる時間を作らないと、溝は深まり、関係が冷めてしまうわ。
夫婦カウンセリングのクライアント、A子さん。
夫との出勤時間や帰宅時間が合わず、平日は殆ど顔を合わせることがなかったそう。
土日は夫が趣味の釣りに出かけてしまい、次第に「何のために一緒にいるんだろう」と思い始め…。
会話する時間が無いから、相手が何を考えているのかわからない。
コミュニケーション不足が理由で、些細なことでしょっちゅうケンカ。
耐えられなくなった結果、離婚してしまったわ。
A子さんは、
「無理にでも時間を作って、夫と対話していたら離婚はしなかったと思う。
夫婦なんだから、一緒に住んでるから、多少顔を合わせなくても大丈夫だと思っていたけど…。
コミュニケーションの大切さを痛感した。」
と言っていたわ。
最近パートナーと向き合って話してない…。心当たりがあるなら、今すぐにでも、会話する時間を作りましょう。
②刺激が無くなった
交際当初はラブラブ。
だけど結婚すると、毎日一緒にいるのが当たり前。
いつまでも猫かぶってはいられないから素の姿も見せるし、家でずっとキレイでいることなんて無理よね。
お互い、素の姿も愛して、居心地の良さに幸せを感じる。
これが本来の、結婚のあるべき姿だとは思うわ。
だけど、世の中には誘惑が沢山あるの。
普段刺激のない生活をしていると、ひょんなことで魔がさして、不倫してしまった…なんて人を、数多見てきたわ。
結婚生活は、穏やかで心安らぐもの。
毎日刺激はいらないけれど、たまにはおしゃれして夫婦でデートしたり、旅行したり、
日常に変化をつける行動はとても大切よ。
なんだか最近マンネリ化してきた、ドキドキすることが無くなった、
そんな夫婦関係に、たまにはスパイスで刺激を加えてみて!
③感情をぶつけすぎた
気を許している相手だからこそ、ついわがままになってしまった。
これくらい言っても許してくれるだろうと、感情をぶつけすぎた。
そんな行動、とってない?
パートナーも人間なんだから、ちょっとした言葉で傷つくし、悲しい気持ちになるものよ。
夫婦カウンセリングのクライアント、B美さん。
結婚生活は5年。
夫から離婚を言い渡され、再構築したいと相談にきたわ。
お話を聞くと、B美さん、とにかく夫に感情をぶつけすぎていたことが発覚。
夫が、お風呂の栓をし忘れてお湯はりをしてしまった時、
「ありえない!」「発達障害なんじゃないの?」とブチ切れ。
お詫びに夫が、会社帰りにお菓子を買ってきてくれても、
「私これ好きじゃない」と正直に言ってしまう。
そんなこと言われ続けたら、妻に対して愛情も沸かなくなるし、関係が冷めるのは当然。
親しき中にも礼儀ありで、言って良いことと、悪いことがあるわ。
パートナーのことを愛しているなら、感情をぶつけてわがまま放題することは、避けたほうがいいわね。
④依存しすぎた
ここで言う依存は、特に金銭面での依存。
OLの同級生で、お医者さんをしている男性がいるの。
学生時代から交際していた女性と結婚して、現在結婚3年目。
奥さんは元々働いていたんだけど、結婚を期に退職。
今は専業主婦をしているそう。
先日、彼にばったり会ったOL。
結婚してさぞ幸せに暮らしているかと思ったんだけど、彼の口からはこんな言葉が…
「結婚してから、妻が全く料理をしなくなった。」
「最近購入したであろうブランド品が、部屋に沢山置いてあった。」
「妻のSNSを見ると、3日に1回くらいのペースで、ホテルでアフタヌーンティーしてる。」
出るわ出るわボヤキの数々。
専業主婦だから、夫の収入でやりくりするのは問題ないけど…。
その使い方がちょっと気になるわよね。
彼は子供が大好きなので、結婚前から早く子供が欲しいと言っていたんだけど、
「このまま子供を作ってもいいんだろうか…」
と真剣に悩んでいたわ。
夫の収入は、妻だけが贅沢をするためのものではない。
ここまでガッツリ依存されたら、重荷に感じてしまう男性もいるわよね。
⑤感謝しなくなった
ご飯を作ってくれて当たり前、掃除をしてくれて当たり前…
ずっと一緒にいると、なんでも当たり前になってしまいがち。
でも、当たり前のことなんて、実は1つもないの。
1人で暮らしているときは、全部自分でやってきたのに、
2人で暮らし始めると、途端に相手がやってくれて当たり前になるなんて、おかしな話よね。
パートナーは、アナタの為に善意でやっているだけ。
それに対してありがとうの言葉が無かったら、むなしくなるわよね。
OLは、夫婦カウンセリングの際、「最近パートナーにありがとうって言ってますか?」とクライアントに聞くんだけど、
大半の人から、「そういえばあんまり言ってないかも…」という答えが返ってくるの。
感謝の言葉を伝える、こんな簡単な誰でもできることが、実は大多数の人が出来てないのよね。
離婚直前の夫婦の殆どが、パートナーに感謝の言葉を伝えていない。
これは、関係が冷めてしまう最大の理由とも言えるわ。
夫婦は他人
夫婦というものは、元を正せば赤の他人だった2人が、入籍という手段で家族になった。
ただそれだけ。でも大多数の人が、
「家族なんだから、夫婦なんだから。」
「これくらい許してくれるだろう。」
このように、どんどん相手に思いやりを持てなくなっていくの。
夫婦の絆って、意外と脆いもの。
小さなことの積み重ねで、関係が冷めてしまうわ。
絶対に忘れないでほしいのは「夫婦は他人」だということ。
パートナーのことを愛していて大切にしたいなら、常に相手の立場に立って考えることを忘れないで。
失ってから、その大切さに気づいた。
こんな悲しい思いをする人が、少しでも減ることを願っているわ。