「CAを彼女にしたい」、「客室乗務員と付き合いたい！」
私たちCAからすると嬉しい声ではあるのですが…
CAのイメージだけで近寄ってくる男性も多く、少し残念なアプローチを受けることもあります。。
ただそれは、CAのお仕事について知られる機会があまりないからでしょう。
そこで今回は3年間のCA経験から、CAを彼女にするなら知っておきたい基礎知識をまとめました♪
これを読めば、私たちCAの勤務形態から上手なデートの誘い方、理想の男性像まで分かりますよ♪
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CAの3つの種類
実はCAと言っても、客室乗務員が務める航空会社には種類があります。
今回は絶対に抑えておきたい3つのCAの種類から見ていきましょう。
１．日系大手航空会社
JAL（赤）とANA（青）の2社が日本を代表する航空会社といわれています。
それぞれ7000、8000人ほどのCAを抱えていますので、CAの中でも出会いの確率は高い方といえるでしょう。
CAは肉体労働の面が強い仕事ではありますが、日本ではまだまだ人気職種なため、かわいい子たちが競い合ってこの2社への入社を目指しているのが現状です。
２．日系格安航空会社
日系大手の次に出会いやすいのが、ジェットスターやPeach、バニラエアなどの日系格安、LCC（ローコストキャリア）と呼ばれる航空会社のCAです。
様々な条件で日系大手2社への入社ができなかったけれど、まずはLCCでも良いのでCAという職業につきたいと願って入社する人が多いといわれています。
３．外資系航空会社
採用人数も少なく日本で最も出会いにくいのが、エミレーツ、カタール、エールフランスなどなどの外資系航空会社のCAです。
帰国子女や国際志向の高い子、もしくは日系航空会社からCAとして国際的にキャリアアップしたいと考える子が目指すことが多いです。
海外が拠点の場合も多いですが、日本国内を拠点に勤務している人や、そろそろ日本に戻りたいと考えているCAであればお付き合いできる可能性もあるかもしれません。
CAの勤務形態
日本での出会いを考えると、日系航空会社のCAが9割ほどになりますので、今回は日系航空会社を例に挙げますね。
CAの勤務形態は、月末の最終週に翌月分のスケジュールが発表されるシフト制です。
定時や曜日の概念は存在せず、国内線、国際線の場合でシフトが変わってきます。
１．国内線の場合
国内線の場合には、2泊3日もしくは3泊4日で勤務して1〜2日休むと言ったシフトが基本です。
3〜4日間の勤務中は、だいたい羽田（または成田）発で1日3〜5便乗務して、どこかの都市でステイ（宿泊）し、最終日の最後の乗務で羽田（または成田）に帰ってくるといったスケジュールです。
なので、東京の家に帰れるのは月の半分くらいでした…。
２．国際線の場合
国際線だと上記のシフトの合間に月2〜5本くらいの国際線乗務が入ります。
国際線の場合は、勤務後に2〜3日間の休みが挟まれることが多いです。
向こうでゆっくり時間がとれる時にはおいしいものを食べられたり観光できたりと楽しいですが、1回の乗務時間が長いので、基本的に帰ってきたらぐったりです。
お休みについて
カレンダー上の祝日や長期休暇は、どの航空会社にとっても稼ぎ時なので、CAは休みが取りづらいです。
CAの夏季休暇や年末年始休暇は、多くが平日に組み込まれますし、有給も土日や連休には取りづらいです。
カレンダーと同じ連休に休みが取れたらラッキーくらいに思っておくと良いでしょう。
デートに誘うタイミングはいつがベスト？
こうした勤務形態を踏まえると、デートに誘うタイミングは、日系のシフトが配られる月の最終週がチャンスです。
シフトが出たら一瞬でスケジュールを埋めちゃう子も多いので、シフトが出る前に休みの日を予約しておくと良いでしょう。
あとは、休みの前日、早めに東京に帰って来られた時に、空港や家からアクセスの良いところでディナーというのも気晴らしになるので嬉しいですね。
国際線の場合は、曜日感覚がなくなってしまっているので、「今度の3連休どう？」ではなく、「20日、21日どう？」と日にちで言ってもらえると非常にスマートです。
初デートはどんな場所がおすすめ？
では、そんなCAはどんな初デートを望んでいるのでしょうか。
日系のCAは月の半分くらいしか東京にいられず、ハードワークをこなしているので、プライベートでは癒しや解放感を求めています。
癒されて、リフレッシュできるようなデートが喜ばれる可能性が高いです。
初デートはお相手のスケジュールに余裕のあるタイミングに、無難におしゃれなレストランでの食事が良いでしょう。
CAは人間観察が得意な人が多いです。
最初に連れて行ってくれたお店がどのようなお店でどのようにもてなしてくれたかもよく見ています。
特に最初のデートの行き先は、お相手のCAさんが喜んでくれるであろう場所を、よくよく考えて選んであげてくださいね。
CAの出会いの数≪合コンや機内≫
CAという職業柄、合コンに誘われる機会は多かったです。
私も体力に自信のあった頃には、週に3回（東京に帰ってきた晩はほとんど）のペースで合コンしていた時もありました。
一方、機内で連絡先を渡されることはなかなか珍しいです。
人や容姿によるところも大きいですが、周りのCAに聞いた話でも、名刺を渡される機会は多くても月に数回といったところでしょうか。
日々1000人近いお客様と会っているCAですが、男性との出会いはこちらから求めなければそこまで多くありません。
このため、大手マッチングアプリのペアーズやwithに登録しているCAもいました。
機内での連絡先の渡し方
中には機内で、名刺やメモに連絡先を書いて渡したいという男性もいらっしゃると思います。
これについて、CA目線で解説しますね。
渡したCAに夫や彼氏がいなければ、お客様のお顔がちょっとタイプであれば、帰着してからSNSでお名前を検索くらいはする時もあります。
しかし名刺の肩書がよほど良かったり、よほど関心のある会社勤めだったりしない限りは、スルーされがちなのが正直なところです。
特に、忙しい便や短い便、客数の多い便などの乗務中であった場合は、連絡先を渡されたとしても「こんな時に⁉︎今忙しいのに…」と思われてしまいます。
もし成功させたいのであれば、国際線のような長距離便や、空いている長めの便で少し会話などして印象に残る努力をすると良いでしょう。
短い会話でも「この人良い人かも」と思わせた上で連絡先を渡すことができたら、成功の可能性は上がります♪
CAと交際している男性の職業
CAは同い年や年上の頼りになる男性と交際しているパターンが多いです。
職種では、合コンや飲み会で出会うことの多い商社マンや金融マン、お医者さん、普通の会社勤めでも仕事のできる男性と交際していることが多いです。
海外志向のCAも多いので、海外転勤のあるような職種の男性と付き合って、結婚したらそのまま海外へ在住なんてCAも多いです。
社内恋愛ではスケジュールが合わせにくいパイロットよりも、地上勤務の整備士さんの方が優しくて安心できる人が多いとCAからは人気だったりもします。
「結婚したら養うよ」も一部のCAには有効
経済的余裕のある男性であれば、辛そうに仕事をしているCAがいたら「結婚したら俺が養うよ」というオーラをさりげなく出してあげると喜ぶと思います。
ただ、仕事を楽しんでいるCAには逆効果なので、そのあたりはお話の中でつかんでいってくださいね。
CA業界は寿退社が多い
実は、CA業界は寿退社がとても多い職種です。
よほど天職と感じられない限り、1〜3年ほど勤続して国際線も飛ぶようになると体力的にも精神的にも「長く続けられる仕事じゃないな」と感じるようになります。
そうなった時に今の仕事から逃れる方法として考えるのは、以下の3つの選択肢です。
・「結婚相手を見つけて寿退社をして家庭に入る」
・「キャリアチェンジして不規則ではない仕事に就く」
・「今よりもうちょっと楽に働ける航空会社に転職する」
CAにとって比較的辿り着きやすい選択肢が寿退社なので、必然的に寿退社を狙う人が多くなります。
もちろん結婚してからもCAを続ける人や、出産して育休をもらってからやめる人などもいますが、相手の経済状況さえ許せば結婚を機に退職するCAは多いです。
私の周りのCAで入社から5年で5割くらいの同期が退職しました。
その辞める人のうち「4割が寿退社、4割がキャリアチェンジ、2割が他の航空会社に転職」の割合です。
キャリアチェンジした人の中には、本当は寿退社したかったけれど、いい人とご縁がなかったのでとりあえず退職…という人もいます。
CAの理想の男性像
寿退社も多い業界ですので、CAの理想の男性像はこの3つに集約されていることが多いです。
ご自身が当てはまっているか、チェックしてみてくださいね♪
１．安心できる
理想のタイプに一緒にいて安心できる男性をあげるCAは多いです。
日頃CAという肩書で会社のブランドを背負っているCAは、ONの日は仕事にプライドを持って、優しく頼りになる、安心できるCAを演じています。
機内の安全と安心を守るCAも、OFFの日くらい優しく甘やかされたいし、人を頼りたい、ほっとしたいというのが本音です。
刺激のある男性に惚れることがあっても、「ずっと一緒にいたい」と最後に選ばれるのは、安心できる男性であることがほとんどです。
２．清潔感がある
日頃からみだしなみを整えて、機内を清潔に保ったり、綺麗なホテルに泊まったりしているCAにとって、他の職種よりも清潔感に対する理想は高いかもしれません。
ビジネスやファーストのお客様と接する機会もありますし、合コンなどで身なりの整った裕福な男性方とお話しする機会も比較的多いので、清潔感のない人はそもそも恋愛対象にならないというCAも多いです。
３．一緒に笑える
CAは、ONの時間にはどんなに辛くても笑顔を絶やしてはいけなくて、ストレスを感じることの多い仕事です。
OFFの時くらいは作り笑いではなく、リラックスして心の底から笑いたいと思っているCAも多いです。
同じ趣味で笑い合えたり、笑いのツボが同じだったり、一緒にいるとついつい笑っちゃう、そんな男性に惹かれるCAは多いですね。
私が素敵だと思った男性のお話
ここで、私が口説かれてしまった男性のエピソードを簡単に…。
文句を言わずいつも私の不規則なスケジュールに合わせて会ってくれて、いつも体調を気遣ってくれた彼。
お互いの理解を深める会話を重ねて、私の生い立ちや性格を含めて好きになったと、キスをされて付き合おうと告白してもらえた時は心底惚れてしまいました。
CAという職種に関係ないかもしれませんが、「好き」を行動で示してくれる男性は信頼できると感じました♡
がっかりした男性のアプローチ
最後になりますが、CAの時に「少し残念…」と思ってしまった男性のエピソードです。
CAという肩書に注目してくれていたのか、私の内面を理解しないうちに告白された時には「私の何を知っているの？」と感じてがっかりしてしまいました。
本当にフィーリングが合うと感じた人であれば早急な告白も受け入れられたかもしれませんが、この時に限っては「この人はCAの彼女を作りたいばかりに急ぎすぎたのでは」と感じてしまいました。
CAと交際したい男性へ
CAと出会いたい、合コンしたいと思ってくれる人はたくさんいるし、「CAすごい」と言ってくれる人もたくさんいます。
でも、たとえ始めのうちは褒めてもらえて嬉しくても、「それって別にCAが好きなだけで、私のこと好きなわけじゃないよね…」と思ってしまう人も多いです。
なので、CAという大変な仕事に就いて頑張っていることを褒めつつも、お相手の職業以外の性格や特徴を褒めてあげるようにしましょう。
お相手の方を「CA」としてではなく、一人の人として見て肯定してあげると、周りの男性と差別化できて、好感度アップ間違いありません。
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