婚活中の皆さま、このような疑問はありませんか。
・IBJとコネクトシップの違いってなに?
・自分に合うのはIBJとコネクトシップ、どちらか分からない
このページでは、結婚相談所の元カウンセラーが、IBJとコネクトシップの違いについて解説します。
この記事を読むと、どちらの連盟が自分に合っているのか、分かりますよ◎
IBJとコネクトシップの1番の違い
IBJ | コネクト シップ |
|
始動年月 | 2006年2月 | 2017年6月 |
会員数 | 87,144名* | 28,762名** |
加盟 事業者数 |
4,194社* | 12社** |
主な
直営店 |
IBJメンバーズ サンマリエ ツヴァイ |
パートナーエージェント ゼクシィ縁結びエージェント |
*2024年2月時点の情報|**2024年3月時点の情報
IBJとコネクトシップには、始動年月や会員数、加盟事業数など、あらゆる違いがあります。
その中でも1番の違いは、会員数です。
IBJの会員数はコネクトシップの約3.02倍と、圧倒的な差があります。
毎月平均で約4,100名の新規入会があり、コンスタントに会員数を伸ばしています。
会員数だけで見ると、IBJ一択に見えるかと思います。
しかし、両者には一長一短な部分があるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
①会員数が多い
②サポートが手厚いため、料金は安くはない
③加盟事業者が多く、結婚相談所と言えばIBJのイメージがある
④厳格な交際ルールがあり、恋愛慣れしていない方と相性◎
①会員数はIBJの約1/3
②サポートはIBJほど手厚くないが、料金は安い
③IBJほどルールが厳格でなく、カジュアルに婚活できる
④自由度が高いため、恋愛慣れしている方と相性◎
「婚約までサポートのIBJ」と「自由度の高いコネクトシップ」
IBJ | コネクト シップ |
|
成婚定義 | 成婚=婚約 | 決まり なし |
料金 | 高い | 安い |
サポート | 充実 | 多少
自走必要 |
実は、IBJとコネクトシップには、サポート体制や料金にも大きな違いあります。
その違いを生んでいるのが、成婚の定義です。
成婚の定義の違い
プロポーズをし、お相手に受けていただけたら成婚退会。
成婚=婚約の決まりはなく、自分達のタイミングで成婚退会。
成婚=婚約だと、婚約までプロのサポートが受けられるので、安心感があります。
コネクトシップは、婚約のもっと前段階でも成婚と定義しているので、IBJよりもカジュアルな印象です。
この成婚の定義の違いが、サポート体制や料金の違いに大きく関わってきます。
料金はコネクトシップが安い傾向
コネクトシップ加盟店は、初期費用が安く、成婚料も0円のところが多いです。
一方、IBJでは成婚料が22万円(税込)の場合が多いため、総額では大きな違いとなります。
先ほどの成婚の定義にもあるように、IBJは婚約までしっかりとサポートする代わりに、成婚料を得ています。
つまり、会員が婚約まで進んでくれないと、成婚料が得られない仕組みになっているため、自然とサポートが充実する形になっています。
コネクトシップは、成婚料0円のところが多いため、サポート面については、ある程度の自走が必要な場面が出てきます。
お見合いの日程はコネクトシップの場合、自分で調整
比較項目 | IBJ | コネクト シップ |
日程調整 | カウンセラーが代行 | システム上で自ら調整 |
最も分かりやすいサポートの違いとして、日程調整が挙げられます。
IBJでは、お見合いが成立すると、担当カウンセラー同士が日程調整をするため、ご自身でやることはありません。
一方、コネクトシップでは、システム上で自ら日程を調整する必要があります。
コネクトシップは会員自らが調整を進めるため、お見合いが成立しても日程調整がうまく進まないこともあります。
「厳格なIBJ」と「カジュアルなコネクトシップ」
比較項目 | IBJ | コネクト シップ |
交際期間 | 3カ月~6カ月 | 決まり
なし |
交際後
連絡 |
男性から
電話 |
決まり
なし |
婚前交渉 | 禁止 | 禁止 |
お見合い
キャンセル 違約金 |
10,000円~20,000円 | 5,000円 |
実際にお見合いまで進むと、それぞれの交際ルールに従って婚活をすることになります。
この交際ルールが合わないと、後々大変なことになるので、入会前にしっかりとチェックしておきましょう。
ざっくりですが、
・コネクトシップ=カジュアルで今風
・IBJ=ルールが厳格に決まっていて、昔風
というイメージを持っておくといいでしょう。
交際ルール
①交際成立後、男性から電話で連絡をする決まりがある。
②お見合い後の交際期間は、お見合い日から3ヶ月間(最長6ヶ月)。
①交際成立後、どちらが連絡するかの決まりはなし。
②お見合い後の仮交際期間の目安は6ヶ月程度、真剣交際は3ヶ月程度と、明確な決まりはなし。
IBJは交際期間が6ヶ月をすぎると成婚とみなされますが、コネクトシップはあくまで目安期間となり交際継続が可能です。
交際期間を長くとりたい方にはコネクトシップ、スピードを重視する方にはIBJが良いでしょう。
婚前交渉はどちらも禁止
交際期間中の宿泊を伴う旅行や婚前交渉は禁止。
交際期間中の宿泊を伴う旅行や婚前交渉は禁止。
どちらも婚前交渉は禁止とされています。
お見合いの場所
①ホテルのラウンジ、②IBJのサロンの利用が推奨されている
女性が希望する「駅」で待ち合わせをし、お見合い場所まで二人で移動。
場所はカフェが推奨されている
お見合いキャンセルの規定
①キャンセルは不可。
②休会・退会は、キャンセルとみなされ、お見合い当日でない場合は、1件につき10,000円。
③お見合い当日の場合は1件につき20,000円の違約金が発生。
①原則キャンセルは不可。
②休会・退会等の際にはキャンセルができ、違約金はかかりません。
③お見合い当日のキャンセル(厳密には前日21時まで)は1件につき5,000円の違約金が発生。
IBJはルールが厳格で安心できますね。その一方で、お見合いを受けたり、アプローチするのに慎重になってしまうデメリットもあります。
一方でコネクトシップは、そこまでルールが厳しくないので、慎重になりすぎず、積極的にアプローチができるメリットがあります。
お茶代の支払いはどっち?
どちらが払うというルールは無く、割り勘を推奨している
お茶代の支払いについては、実情で考えるとあまり変わらないようです。
プロフィール項目について
実際にお相手を探す時に重要になるのが、プロフィールの項目です。
これについては、IBJ、コネクトシップでかなりの差があります。
詳細に検索できるのはIBJ
IBJは検索項目が充実しています。
コネクトシップにはなくて、IBJにしかない8つの項目がこちらになります。
職業、体重、血液型、続柄、離婚理由、出身地、お酒、フリーワード
コネクトシップは最低限の検索項目という印象ですが、絞り込みすぎずに新たな視点での出会いが期待できますよ。
例えば、「●●な職業と結婚したい!」という希望を持っている方でしたら、職業検索ができるIBJが良いでしょう。
自分が重視する条件で検索できるかも、婚活にとってはかなり重要です。
閲覧できるプロフィール項目もIBJが多い
閲覧できるプロフィール項目についても、IBJのほうが多いです。
血液型、続柄、家族構成、離婚理由、出身地、お酒
女性の年収については、IBJは「非公開」が多いですが、コネクトシップは女性の年収もほぼ「公開」されている点が異なります。
女性の方で、年収を公開したくない方は、IBJのほうがよいでしょう。
また、家族構成や離婚理由までチェックしたい方も、IBJが向いています。
IBJのメリット・デメリット
ここからは、IBJのメリットとデメリットを見ていきましょう。
良い点と悪い点を知った上で、ご自身に合うのはどちらなのか考えてみると良いですよ。
・男女ともにハイスペックな会員が多く所属している
・お見合いの日程調整や場所の決定は担当者が間に入るためスムーズに進みやすい
・婚約まで手厚いサポートが受けられる加盟店が多く、恋愛初心者の方でも安心して進められる
・入会金や月会費の他に、お見合い料や成婚退会料がかかる加盟店がある
・個人〜大規模結婚相談所まである為、価格帯やサポート内容の差が大きい
やはりIBJの強みは、会員の質が良いところや安心してサポートをお任せできるところでしょう。
一方でIBJは個人の加盟店をはじめ、大手結婚相談所までさまざまあるため、価格帯やサポートにバラつきがあるのも事実。
IBJ加盟店だから安心するのではなく、その結婚相談所の実態を調べることが大切です。
コネクトシップのメリット・デメリット
一方でコネクトシップにはどんなメリットやデメリットがあるのか気になりますよね。
先ほどのIBJと見比べて、読んでみてくださいね。
・初めての婚活でも抵抗感なく始められる価格帯の加盟店が多い
・オンライン入会やオンラインサポート、オンラインでのお見合いを積極的に進めている加盟店が多い
・自分が主体となって(自走して)活動をしている会員が多く、成婚退会後もギャップが少ない場合が多い
・ある程度の自走が必要で、手厚いサポートはあまり期待できない
・お見合いの日程調整は会員自身に委ねられているため、調整がうまく進まなかったり、自然消滅もある
コネクトシップはIBJよりも、価格帯が安い加盟店が多く、婚活をスタートしやすいと言えます。
その分、自分が主体となって行動することが多く、手厚いサポートは期待できないのがデメリットです。
IBJがおすすめな人の特徴
IBJが向いている人の特徴は、下記の通りです。
・希望条件に「絶対」がある
・古き良き婚活スタイルで活動したい
・ハイスペックなお相手と出会いたい
・料金をかけても手厚いサポートを受けたい
・個性的で感性豊かな仲人さんに出会いたい
コネクトシップがおすすめな人の特徴
一方でコネクトシップのほうが向いている人の特徴は、下記の通りです。
・20代・30代で同世代のお相手と出会いたい
・料金を抑えて自分のペースで婚活したい
・「The お見合い」より、カジュアルな雰囲気で婚活したい
・条件よりも「まずはお会いしてみる」というスタイルで活動したい
カジュアルに婚活したい方や、できる限り費用を抑えたい方はコネクトシップが良いでしょう。
今回はIBJとコネクトシップを比較しましたが、同じ所に加盟している企業でも価格帯やサポート内容は異なります。
気になる結婚相談所があれば、まずは積極的に説明会やカウンセリングに参加してみることをおすすめします!