持病をお持ちの皆さま、このような疑問はありませんか。
・持病持ちでも結婚相談所に入会できる?
・結婚相談所で病気を隠してはいけない?
このページでは、ハイスペ男性専門の元アドバイザーが、病気がある方のリアルな婚活事情について解説します。
本記事では、アドバイザー時代にはできなかった本音を大公開し、病気を持ちながらも結婚相談所へ入会することを考えている方に役立つ内容について赤裸々に語っていきます。
持病ありでも結婚相談所に入会できる?
ここではテレビCMをしている大手結婚相談所でアドバイザーを務めていた私が、「持病ありでも結婚相談所に入会できるのか」について、お答えします。
持病ありでの結婚相談所への入会は、各社それぞれの判断に任されていますので、なかには入会を断られるケースもあるようです。
ただ私が勤務していた大手結婚相談所では、持病ありでお断りすることはありませんでした。
プロフィール欄にも持病や既往歴を記入する欄はありませんので、入会後にその点で活動が不利になるということもありません。
病気を隠して婚活するのはあり?トラブルになる?
病気を隠して婚活するのはアリかどうかというと、私はナシだと思っています。
なぜかというと、なにかのタイミングで必ず打ち明けなければいけないことだからです。
そして隠したままの婚活では、トラブルになる可能性のほうが高いと思っていてください。
病気を隠してトラブルになった例
実際に私が担当していた男性会員様で、持病を隠していてトラブルになった例があります。
その男性会員様は、鬱病であることを隠していらっしゃいました。
体調が良い時にはお見合いの席で健康そのものの振る舞いでしたが、体調が悪化するとお見合い当日に連絡がとれなくなってしまうのです。
お見合いを何度かすっぽかし、一旦婚活をお休みしていただくことになったということが実際にありました。
病気を隠したまま婚活をしたい心理としては、以下のことが考えられます。
・もしかしたら、婚活中に病気が治るかもしれない
・治る可能性が高いから、相手に病気を伝えて不安にさせる必要がないと思っている
上記のような思いと、婚活をスムーズに進めたい気持ちが合わさってしまい、病気を黙っていたいと思うお気持ちは大変理解できます。
理解はできますが、治る可能性があるならその可能性を含めて、お相手様にお伝えしましょう。
結婚とは、言いづらいことを伝えなければいけない場面がたくさん出てきます。
婚活期間とは言いづらいことを口に出すことの練習期間と捉えて、ぜひご病気のことを伝えてみてください。
持病を伝える方法!伝え方とタイミングは?
ここでは持病を伝える方法とタイミングについて解説していきます。
持病を伝えるのは、とても勇気がいることです。
その勇気を無駄にしないためにも、最適なタイミング&最良な方法でお伝えくださいね。
伝え方の具体例、必見です!
持病を伝える最適なタイミングとは
持病を伝える最適なタイミングとは、お見合い初日の席だと私は考えています。
なぜかというと、お見合い初日なら、まだ2人の仲は深まっていません。
仲が深まってから持病を伝えるのでは、伝えられた側も、伝えた側も不安が大きくなり辛いからです。
まだまだ他人のうちに言ってしまう、これが最適なタイミングと言えます。
持病を伝える時の言葉・伝え方
では次に持病を伝える、最適な伝え方について解説していきましょう。
伝え方の雰囲気としては、お天気の話をするように、軽くだと思ってください。
伝え方の具体例
今日、○○さんとお会いできて大変嬉しく思っています。
お会いした初日ですが、先にお伝えしておきたいことがあります。
私は△△という持病を持っております。
△△は日常生活は問題なく過ごせるのですが、定期的に病院で診ていただく必要があり私は3ヶ月に一度は通院しています。
日常生活が問題ないということで婚活を始めましたが、○○さんは持病のことを聞いて驚かれましたか?
お会いした初日にこんなことをお伝えして、びっくりさせてしまったかもしれませんが、○○さんに誠実でありたいと思い、本日お伝えささせていただきました
上記のようなことを、一気に話し切るのではなく、合間にお茶を飲みながらゆっくりとお伝えしましょう。
そしてこの日は伝えるにとどめ、お相手がどう思ったかは追及しないこと。
お相手にも受け止めて考える時間が必要です。
持病がある人が婚活を成功させるコツ
最後に持病がある人が婚活を成功させるコツを3つ、伝授しますね。
どの方法も、決して難しいものではありません。
私が実際に、現役アドバイザー時代に持病がある会員様と行ってきた方法です。
ぜひ試してみてくださいね。
コツ①:まずは体調が大事!担当者と婚活ペースについて話し合う
持病がある人が婚活を成功させるコツ、その①は、体調を優先し担当者と婚活ペースについて話し合うことです。
担当アドバイザーとは「一刻も早く成婚退会をさせてあげたい」と思っているので、早めのスピード感で婚活を進めようとしてしまうことがあります。
そのような事態に陥らないためにも、婚活ペースについての擦り合わせが必要になります。
持病があることを担当者に伝えただけでは「それならなおさら早く、結婚相手を見つけて差し上げたい!」と担当者が考えてしまっても不思議はありません。
その結果担当者が毎週お見合いを組んでしまい、あなたが体調を崩したり持病を悪化させてしまっては元も子もありません。
持病がない方の婚活に較べて時間はかかってしまうかもしれませんが、休息時間もしっかり確保しましょう。
そのためには担当者と婚活ペースについて、しっかりと打ち合わせをしてください。
・お見合いは月2回までにしよう
・担当者からの連絡は頻繁だと疲れてしまうので、1日1回程度にしてほしい
等、ご自身の要望を担当者に伝えてみてくださいね。
コツ②:持病がある方とお見合いしてみよう
持病がある人が婚活を成功させるコツ、その②は持病がある方とお見合してみようです。
これは実際に、私が持病がある会員様と行っていた方法です。
なぜわざわざ持病がある方を選んでお見合いをすることをオススメするかというと、全く健康に不安のない方よりも分かり合えるからです。
ご自身に持病があると、お相手には持病がひとつもない健康な異性を望みがちになります。
しかしそのような健康な方は、持病がある方をきちんと理解できないことが多いのです。
健康に不安がないパートナーを得たとしても、通院や投薬に心無い言葉を掛けられたりしてしまっては結婚生活そのものが害になってしまいます。
お互いに持病があると痛みが分かり合えます。
そして痛みが分かるからこそ、互いに支え合えるのです。
コツ③:たった一人に出会えればいいということを忘れない
持病がある人が婚活を成功させるコツ、その③はたった一人に出会えればいいということを忘れないことです。
これはどういうことかというと、いざ婚活をスタートさせると、たくさんの異性に好かれることをゴールにしてしまいがちだからです。
・たくさんの「いいね」が貰えたほうが良い
・お見合いお申し込みが多ければ多いほど良い
という方向に進んでいってしまう方が一定数いらっしゃいます。
確かにたくさんのいいねが付くと、一見するとその数だけ異性に好かれたような気持ちになりますよね。
しかし婚活とは、たくさんのいいねを貰うための活動ではありません。
たった一人の結婚相手と出会うための活動です。
毎月何百といいねを貰いながら、何年も婚活している方が山のようにいます。
持病を理解してくれる、たった一人に出会えれば良いのです。
たくさんのいいねは必要ありません。
あなただけの、たった一人を探してくださいね。