宗教信者の婚活について知りたい皆さま、このような疑問はありませんか。
・宗教信者は婚活に不利になる?
・プロフィールには宗教について書くべき?
このページでは、ハイスペ男性専門の元アドバイザーが、宗教信者のリアルな婚活事情について解説します。
本記事では、アドバイザー時代にはできなかった本音を大公開し、宗教信者のリアルな婚活について赤裸々に語っていきます。
宗教信者は婚活に不利?お断りされることが多い?
宗教信者は婚活に不利かというと、たしかに不利な場面は多いと思います。
なぜかというと大手結婚相談所は宗教欄を廃止しているため、信仰がある方はプロフィール欄に書く必要があるからです。
そして、プロフィールに信仰について書いたものの、その情報を見た時点でお相手からお断りされてしまうことも少なくありません。
これらのことを思うと、やはり宗教信者が婚活に不利になる場面は多いと言えます。
ただ、人数は多くはありませんが、結婚相談所の中には信仰を大切にしている会員様も一定数いらっしゃるのも事実です。
そして信仰の形も様々で
・夫婦ともに同じ宗教を信仰したい
・パートナーに入信、改宗してもらう必要はないが、自分の信仰は認めてほしい
というような方々がいらっしゃいました。
これをお読みのあなたは、どのような宗教観をお持ちでしょうか?
婚活を始める前に、ご自身の宗教へのスタンスを確認してみてくださいね。
プロフィールに宗教について書くべき?
結婚相談所のプロフィールに宗教について書くべきかどうかについてですが、
私は書くべきだと考えています。
なぜならプロフィールに書いておいたほうが、婚活の成功への近道になるからです。
プロフィールに宗教の記載がある方とない方を較べると、記載がない方のほうが申し込まれ率が高いのは確かです。
しかし、婚活とは、たくさんの異性に好かれることが目的の活動ではないのです。
たった一人でいいのです。
たった一人、理解し合える異性に出会えたらそれが婚活の成功です。
私は、毎月何百人と申し込まれているにも関わらず、何年も「たった一人」と出会えないままの会員様を何人も見てきました。
それに対して、申し込まれ率は低くともプロフィールに書かれていることを理解してくれている方々だけに申し込んでもらえる婚活のほうが、短期間で成婚できます。
ここで、実際にプロフィール欄に宗教を書かなかったために、婚活迷子になってしまった例をご紹介します。
創価学会の信者であることをひた隠しにして、婚活に失敗し続けたA子さんの例
A子さんはCAをしている32歳の女性です。
とてもお綺麗でプロフィール写真を見た男性会員様から、毎日何十人も申し込まれていました。
しかし、一向に成婚が決まりません。
私は当初、なぜこんなにもA子さんの婚活が上手くいかないのか分からなかったのですが、それは創価学会員であることを後出しにするせいでした。
A子さんは創価学会員であることをプロフィールに記載せずに、仮交際が進んでから打ち明けるということを繰り返していました。
そして男性から「なぜ早い段階で言ってくれないのか」と、振られてしまうのです。
A子さんには担当アドバイザーがさんざん宗教について記載するようにアドバイスしていましたが、A子さんはそれを頑なに拒み続け、何年も婚活を続けていました。
そして私が結婚相談所に勤務している間に、A子さんの成婚退会を見届けることはできませんでした。
実際に、A子さんのように宗教についてひた隠しにした結果、いつまで経ってもお相手が見つからない場合もあるのです。
宗教については、早い段階で打ち明けるのがベストと言えます。
結婚相手に宗教について確認するタイミングはいつ?
では結婚相手に宗教について確認するタイミングはいつかというと
初回のお見合いが最適であると私は考えています。
これは「口に出しづらいことを初回に言うことで、婚活のムダ時間を省く」ためです。
お相手が素敵な人であればある程、言い出しづらくなってしまいますよね…。
だからこそ、お相手を素敵だと感じる前に宗教について確認してしまいましょう。
これはなにも、宗教に限ったことではありません。
宗教以外にも初回で確認しておくべき事項とは?
例えば下記のようなことも、初回かせいぜい二回目にお会いする際には確認しておきましょう。
・結婚後の家事について
・生活費の分担について
・奨学金の有無について
「初回からこんなことを聞いてしまって、引かれたらどうしよう」と不安になる気持ちも理解できます。
実はこれらの質問は、質問自体が引かせてしまうのではなく、言い方で引かせてしまうことがあります。
尋問口調で矢継ぎ早に「宗教は?生活費はどう考えてる?奨学金はある?」と捲し立てると引かれてしまいます。
あくまでもお茶を飲みながらゆったりと、ひとつずつ確認しましょう。
「私はプロフィールに記載している宗教を信仰しております。○○さんは結婚後の信仰についてはどのようなお考えですか?」
と、お話ししてみてはいかがでしょうか。
もし初回で話し切れないようでしたら、2回目に持ち越すのはOKです。
焦って初回で全てを確認しなくて大丈夫ですよ。
新興宗教入信者が婚活に成功する方法
最後に、新興宗教入信者が婚活に成功する方法をお伝えします。
私も大手結婚相談所でカウンセラーをやっていたので分かりますが、宗教信者の方が婚活を成功させるためにはコツが必要だと感じています。
これから紹介する方法は、いつでも取り入れ可能です。早速試してみてくださいね。
方法①:元々持っている「繋がり」を確認する
新興宗教入信者が婚活に成功する方法その①は、元々持っている繋がりを確認することです。
宗教関係者の方々は、同じ信仰の方と様々な形での繋がりをすでにお持ちであることが多いためです。
○○支部の会、青年部の集い、勉強会など。
同年代の異性と出会える場を、実はたくさんお持ちです。
実際に私が結婚アドバイザーとして担当していた女性会員様の中にも
「信仰している宗教団体が母体になっているよさこいチームで活動していましたが、そのチームで良いご縁がありましたので、結婚相談所を退会いたします」
という方がいらっしゃいました。
まずは足元の出会いを見直してみること、オススメです。
方法②:ご自身の宗教へのスタンスを確認する
新興宗教入信者が婚活に成功する方法その②は、ご自身の宗教へのスタンスを確認することです。
これは、出会いの幅を広げるためと、結婚後のすれ違いをなくすためです。
記事の冒頭にも書きましたが、ひとえに信仰がある方といっても
・夫婦ともに同じ宗教を信仰したい
・パートナーに入信、改宗してもらう必要はないが、自分の信仰は認めてほしい
というような違いがあったりします。
もし後者のような方でしたら、お相手には初回でご自身の信仰は伝える必要があることには変わりありません。
しかし、出会いの幅はかなり広がると思います。
そして信仰をお持ちの方はご両親やご親戚の方々が入信されていることも多いです。
ご両親があなたの結婚相手にどのような宗教観を望んでいらっしゃるのかを、必ず確認しておきましょう。
確認不足のまま婚活をスタートしてしまうと、結婚後にすれ違いとなってしまうのは悲劇です。
しっかりご両親と話し合いをしてくださいね。
方法③:すでに獲得している場で、婚活中ですと大きな声で宣伝する
新興宗教入信者が婚活に成功する方法その③は、すでに獲得している場で、婚活中です!と大きな声で宣伝することです。
前述しましたように、信仰をお持ちの方々は実は多くの出会いの場をすでに獲得されています。
その出会いの場で、婚活中ですと大きな声で宣伝しましょう。
その声を聞き付けて、同じ信仰の先達たちが「この人はどう?」「○○さんは確か独身だったような」と、きっとご紹介があるはずです。
同じ宗教を信仰しているご年配の方々は、信仰の場で独身男女が結ばれて家庭を持ち、そこに新たな命が誕生していくことを、自分のことのように喜んでくれます。
そして子供が生まれてからも、手を貸してくれることでしょう。
そんな繋がりを持っているなら、生かさないなんて勿体ないです。
ぜひ教会や集会で、恥ずかしがらずに婚活中ですと宣伝してきてくださいね。