婚活中のみなさま、このような疑問はありませんか。
・子供を望まない人は婚活で不利になる?
・DINKs婚を希望する人は結婚相談所にどのくらいいるの?
このページでは、ハイスペ男性専門の元アドバイザーが、DINKs婚の実態について解説します。
本記事では、アドバイザー時代にはできなかった本音を大公開し、結婚相談所で子供を望まない人たちの婚活について赤裸々に語っていきます。
DINKs(ディンクス)婚とは?
dinks婚とは「共働きで、子どもを持たない選択をした夫婦」のことを意味します。
dinks婚という言葉のポイントは、意識的に子どもを設けない選択をしているところです。
例えば、
・結婚はしたけど、まだ子宝に恵まれていない夫婦
・結婚後数年間は夫婦のみで過ごしたいけどいつかは子どもを持ちたい夫婦
この場合は、dinks婚には入りません。
では次に、子供がほしくない人は結婚相談所での活動が不利になるのかについて解説していきましょう。
子供がほしくない人は結婚相談所で不利になるのか?
子供がほしくない人は結婚相談所で不利になるかというと、正直に言ってしまうと不利になる場面はあります。
なぜかというと、結婚相談所に登録する男女は、圧倒的に子供を持つことを希望しているからです。
特に男性の登録者は、私の体感では9割を越える方が子供を希望していました。
なかには50代、60代でも「自分の子供を持ちたいのです」と言って入会してくるケースもありました。
では、子供を欲しくない男女には結婚相談所での活動は向かないかというと、決してそんなことはありません。
dinks婚が譲れない条件であればある程、私は結婚相談所での婚活をオススメします。
子供は希望しないけど結婚したい男女の割合
実際に結婚相談所で子供は希望しないけど結婚したい人がどのくらいいるのかは、気になるポイントですよね。
ここでは、某大手結婚相談所でカウンセラーをしていた私の経験から、子供を望まない男女の割合を解説します。
①結婚相談所で子供を望まない男性の割合
子供は希望しないけど結婚したい男性の割合は、元婚活アドバイザーのツバキの体感としては、登録者全体の5%以下でした。
自分自身では子供を生むことが出来ないからこそ、子供を欲しいと希望している男性が、圧倒的多数でした。
ただ、圧倒的多数の95%の男性のうち
・不妊治療をしてまで子供は欲しくない
・子供は欲しいが、そのための結婚はしたくない
・パートナーが望まないなら無理強いはしたくない
という、柔軟な考え方をしている男性会員様は、私の感覚では3割ほどいらっしゃったように感じました。
②結婚相談所で子供なし希望の女性の割合
女性の割合はぐっとパーセンテージが上がり、20%程度の女性会員様がdinks婚を希望していたように感じます。
この数値の男女差は、下記のような理由からでした。
・そもそも子供が苦手
・夫婦2人の暮らしを大切にしたい
・子育てをしながら、今のように働けるか不安
今までお仕事を頑張ってきたのに、結婚したら育児まで担うことに不安を抱くことはありますよね。
dinks婚をして大人2人暮らしのライフスタイルを確立しているご夫婦を見ると、素敵だなぁ~と思いツバキも憧れる気持ちがあります。

ここまでで、結婚相談所では子供を欲しくないけど結婚したい男女はあまり多くないことが、お分かりいただけたかと思います。
結婚相談所では、子供を持ちたい男女が大半ですが、実はdinks婚を希望している方が結婚相談所を利用するメリットもあるのです!
子供がほしくない人が結婚相談所を利用するメリット&デメリット
子供がほしくない人が結婚相談所を利用することには、メリットとデメリットの両方があります。
このメリット&デメリットは男女共通のものですので、dinks婚を望むどなたにも当てはまります。参考にしてみてくださいね。
メリット:同じ希望条件の異性とだけマッチングできる
子供を望まない人が結婚相談所を利用する最大のメリットは、自分と同じ希望条件の異性とだけマッチングできるところです。
最初に譲れない条件をクリアしているお相手とだけ出会えることで、理想の結婚生活への近道を進むことができます。
友人の紹介や職場での出会いからお付き合いがスタートした場合では、お相手がdinks婚に対してどう考えているかが分かりません。
そのために長くお付き合いしてしまい、いざdinks婚について切り出してみたらご破算…なんてこともあります。

理想の結婚生活は人それぞれです。
自分の中に、大切にしたい条件がある方ほど結婚相談所での活動は向いています。
むしろ「誰でもいいから結婚したいな~」程度の曖昧さしか持たない方のほうが、結婚相談所の活動には不向きです。
デメリット:子供希望者よりもマッチング確率が低い
子供がほしくない人が結婚相談所を利用するデメリットは、子供希望者同士よりもマッチングの確率が下がることです。
これはもう、母数そのものが下がるので仕方ない現象だと私は思います。
ただ、思い出していただきたいのは、結婚というものは「たった一人とすること」です。
たとえ数字上で、「こんなにたくさんの、お互いの条件マッチング人数がいる!」と喜んでも、それはあくまで机上の数字に過ぎないのです。

大手結婚相談所なら、何万人という数値でマッチング可能ですが、実際に結婚できるのは「たった一人と」です。
マッチング母数だけを気にする必要はありません。
むしろ最初から少ないマッチング人数であれば、マッチしている全員と会ってみることも可能になります。
子供はいらないと思う人が婚活を成功させる方法
最後に、子供はいらないと思う人が結婚相談所で婚活を成功させる方法を3つお伝えしましょう。
これを読めば、きっと理想の結婚が近づくはずです!
方法①:プロフィールにしっかりと記載する
何よりも大切にしていただきたいのは、プロフィールにしっかりと「子供は希望していません」と記載することです。
プロフィールにしっかりとその記載があれば、子供を希望している異性とマッチングされることは絶対になくなります。
子供を希望する、希望しない、ということは、どちらが正しいということはありません。
どちらの希望も正しいのです。
だからこそ、曖昧な表現で希望を伝えてしまうのではなく、はっきりと明確に表現しましょう。

「こういう意味だと思わなかった!」と、後から解釈について揉めてしまうことが、婚活の現場でもしばしば起こります。
そんなことが起きないように、希望条件はしっかり、はっきり、明確に、です。
方法②:担当者と条件を共有する
DINKs婚を成功させるためにも、結婚相談所の担当者と、しっかりと子供を希望していないことを共有しましょう。
実は、担当アドバイザーに「DINKs婚を希望している」という伝え方をするだけでは、不安が残ります。
年輩の婚活アドバイザーであればあるほどに、DINKs婚をいう言葉を正しく理解できていない可能性があるからです。
理解への不安をなくすために、下記のような伝え方をしてみてください。

プロフィールにも記載していますが、子供は欲しくありません。
最初の数年間は夫婦2人で、ということではなく、選択的に子供のいない結婚生活を希望しています。
婚活アドバイザーの中には、DINKs婚のことを「結婚してから数年間は2人の時間を楽しみたいのだな」と解釈していることがあります。
結婚相談所に勤務しているなら当然DINKs婚は理解しているよね、と思ってしまいがちですが、注意が必要です。
方法③:初回のお見合いできちんと伝える
DINKs婚を成功させる3つめの方法は、初回のお見合いの席で、きちんと自分の口からお相手に伝えることです。
「プロフィールに子供は希望してないと書いているんだし、それを承知でお見合いしているなら、わざわざ確認する必要なくない?」
と、思う方もいるでしょう。
実はこの思い込みが、大変危険なのです。
何が危険かというと、相手方がプロフィールを独自に解釈している可能性があるからです。
独自の解釈とは、例えばこんなことです。
・「子供欲しくないと書いてあるけど、最初の数年間のことなんだろうな」
・「今は子供欲しくないと書いているけど、結婚したら考え方が変わるかもしれないしな」
どうでしょう。これでは、DINKs婚とは程遠いですよね…。
