LGBTの方たちの中で、下記のようなことを疑問に思っていませんか。
・「カラーズ以外におすすめの結婚相談所は?」
・「ゲイやレズビアンでも利用できる結婚相談所はあるの?」
この記事では、元結婚カウンセラーがLGBTの方におすすめの結婚相談所を紹介します。
あわせて、友情結婚やパートナーシップ制度など、LGBTの方たちに役立つ情報もお伝えします。
LGBTの人たちも選択する友情結婚とは?
友情結婚とは、恋愛感情や性的な関係がなくても、当人同士が友情や愛情により結びつき、夫婦になることです。
お互いを信頼し合い、人生のパートナーとして苦楽を共にしていきます。
友情結婚は、ゲイやレズビアンなど、LGBTと呼ばれる方々をはじめ、
・結婚しても子どもを望んでいない
・従来の結婚の形に縛られたくない
・お互いに自由に生きながらも生活を共にする欲しい
など、LGBTにかかわらず、ストレート同士でも友情結婚を選択することもあります。
日本初の友情結婚に特化した結婚相談所と言えば、創業9年目のカラーズが有名です。
友情結婚は新しい選択肢として世の中に浸透しはじめています。
同性同士の結婚、パートナーシップ制度とは?
一方で友情結婚とは違う、パートナーシップ制度というものもあります。
これは同性同士で「結婚に相当する関係」を結ぶことを言い、お互いに愛し合っている2人が選択する制度です。
現在の日本の法律では、同性同士の結婚、つまりは籍を入れることが認められていません。
同性婚とパートナーシップ制度の違いは、法的な効力の有無です。
パートナーシップ制度には法的な効力はないものの、各自治体で、二人の関係を結婚と同等の関係として認めてもらえます。
パートナーシップ制度は、2015年に東京の渋谷区と世田谷区が導入したのが始まりです。
その後は日本全国の自治体でパートナーシップ制度が導入されるようになりました。
2023年現在には、350を超える自治体でパートナーシップ制度が施行されています。
LGBTの人が結婚相談所を選ぶ時の注意点
LGBTの人が結婚相談所を選ぶ時は、LGBTに対応している結婚相談所かどうかを確認しましょう。
恐らく、多くの人はLGBT向けまたは専門の結婚相談所を探しますよね。
もちろんそれでもokですが、なかにはLGBT専門ではなく一般的な結婚相談所でも、LGBTの人の対応をしているケースがあります。
ちなみに、結婚相談所の大手、IBJメンバーズやオーネットではLGBT会員の受け入れはないようでした。
もしいろんな相談所を比較したい人は、LGBTサポート協会の検索機能を活用しましょう。
LGBTサポート協会では、全国各地にあるLGBT対応の結婚相談所と連携を取っています。
協会の公式サイト内で相談所を検索することが可能なので、これらを使って自分に合う結婚相談所を選ぶのも、ひとつの手です。
LGBTs向けの結婚相談所
先ほど一般の結婚相談所でも、LGBT対応をしているところがあるとお伝えしました。
「でもやっぱりLGBT専門の結婚相談所のほうが安心だなぁ」
と考える方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、日本初のLGBT専門の結婚相談所、リザライです。
2015年にプレオープンし、2016年から本格的なサービスの提供を始めました。
結婚相談所名 | 店舗 | 特徴 |
東京 大阪 |
LGBTs向け結婚相談所 ゲイ/レズビアン特化 |
リザライ【日本初|同性愛者向けの結婚相談所】
運営会社 | 株式会社リザライ |
店舗 | 東京店 大阪店 |
料金 | 月会費:13,600円 初期費用無料 |
紹介数 | 月に1~3名* *紹介人数は入会申込契約書に「紹介予定人数」として明記する人数です |
必要書類 | 本人の写真 身分証明書 キャッシュカード (月会費支払い用) |
※2023年時点
リザライでは、データマッチングではなく、業界での実績が豊富なプロの仲人から紹介を受けられるのが特徴です。
カウンセラーが面談を通じて、会員1人1人の人柄や結婚観、どんな相手と相性が合いそうかを考えた上で、同性同士の縁結びをサポートしてくれます。
まさに、昔ながらの仲人型の結婚相談所というイメージです。
ポイントは料金の安さ!
リザライでは、入会金や登録料などの初期費用は一切かかりません。
かかる費用は、13,000円の月会費だけです。
さらに、11ヶ月目&12ヶ月目の2ヶ月間の月会費は無料になります!
リザライの活動期間は2年と定められており、1年単位で継続することが可能です。
※2年未満の中途退会でも退会料・違約金等はかかりません。
リザライで成婚するまでの平均活動期間は約11ヶ月。
1年以内にカップルになる人たちは72%以上います。
つまり、1年更新の前に卒業していく方が多くいるのです。
更新前の2ヶ月間は無料でお相手を探せるので、最後まであきらめずにベストパートナーを探せそうですね!
リザライの会員数と年齢別の会員割合
リザライの会員は、2021年10月の時点で2,500人を超え、230組のカップルが誕生しています。
年齢別の会員割合は、
20代:28.5%
30代:38.7%
40代:21.6%
50代:10.6%
60代:0.6%
となっており、20~30代がボリュームゾーンであることが分かります。
さらに公式の発表によると、60代以上のミドル・シニア層の入会数が多くなっているそうです。
2021年から2023年にかけて約1.6倍になっているとのことでした。
2023年の時点で創業10年目を迎えたこともあり、ミドル・シニア層に限らず全体的に会員数は年々増加しています。
リザライを利用する流れ
ここで、リザライの入会から出会いまでの流れを紹介します。
①:パートナー候補を紹介される
②:お見合いに進むかコンシェルジュに回答する
③:リザライ東京or大阪店でお見合いを実施
④:コンシェルジュがお互いの印象を双方に伝える
⑤:お互いの合意を得たら一緒に帰宅
⇒ご縁がなさそうだな思った場合はコンシェルジュからお断りを入れます
パートナーが見つかるまで、①~⑤の手順を繰り替えす流れになります。
一般的な結婚相談所と違うのは、お見合いを店舗で実施し、マッチングした際はその日に一緒に帰宅ができるところです。
お見合い開始から次のステップに進む段階でも、必ずコンシェルジュが間に入ってサポートしてくれるので安心できそうですね。
「パートナーの希望条件を変更したい」
「交際しみてたけれどやっぱり違った」
こんな時でも気軽にコンシェルジュに相談できる体制が整っているので、無理せず活動を続けられますよ。
遊び目的はすべてお断り!こだわりは会員の質
リザライの魅力は、登録している会員の質が高いところです。
遊び目的や一夜限りの関係を望む人などは、登録できないようになっています。
というのも、リザライはオンライン上だけで入会を完了させることができないからです。
入会前に実際に足を運び、コンシェルジュとのカウンセリングを経て、本人確認及び、婚活への意思確認を行ってから入会する流れになっています。
同性同士の恋活・婚活サービスでよくあるのが、それほど真剣ではない人が紛れているという問題です。
リザライは本気で未来のパートナーを求めている人しか入会できない仕組みになっているので、安心してお相手探しができます。
リザライの口コミ|会員のリアルな声
入会料も無料だし、月会費もそんなにべらぼうに高くないし、安心していいと思います。
それに、やっぱり紹介相手にきちんと会えるのはいいと思います。引用元:会員の「まさき様」とコンシェルジュの対談|リザライ
まず勇気を出して一歩踏み出して欲しいと思います。
どんなにリザライが良いところと言っても、実際にその方が体験してみないと良さは分からないと思うので、まずは扉を叩いてみるだけでも良いと思うんですね。引用元:会員の「オサム様」とコンシェルジュの対談|リザライ
迷われているなら、まずは試しに入ってみることをお勧めします。会員の方は本当に真面目な方ばかりなので、私のように自分にセールスポイントが無かったり、武器が無かったりする人こそ入会されてみてはいかがでしょうか。
引用元:会員の「ミッツー様」とコンシェルジュの対談|リザライ
悩んでいる人は無料のお相手紹介を試してみて!
入会したい気持ちはあるものの、
「実際自分に合う人はいるの?」
「どんな男女が登録しているんだろう?」
など、心の中で不安に思っている人もいるはずです。
そこでおすすめなのが、入会前に無料で試せるお相手候補紹介サービスです。
まずは、用意された入力フォームに希望するお相手の
・年齢
・身長
・体型
・希望地域
を入力します。
次に、ご自身のニックネームとメールアドレス、年齢や身長などの情報を入力し、送信すれば完了です!
LGBTの人がパートナー探しをする方法3つ
ここからは、LGBTの人たちが、パートナー探しをする3つの方法を紹介します。
出会い=マッチングアプリのイメージが強いかもしれませんが、出会う方法はアプリだけではありません!
人によっては出会う目的が変わってくると思いますので、LGBTの人たちがパートナーを探す方法を目的別にまとめました。
方法①:真剣な出会いを求めるなら結婚相談所
軽い恋愛相手ではなく、人生のパートナーを探しているなら結婚相談所がおすすめです。
LGBT向けの結婚相談所は、同性同士のためにあらゆるサポートをしてくれます。
LGBT向けの結婚相談所にいる仲人は、セクシュアルマイノリティに理解があり、同性同士の結婚についても知識があります。
これなら、LGBTの方でも安心して婚活ができますよね。
方法②:自然な出会いを求めるならLGBT向けのイベントへ
イベントを通じて自然に出会いたい!
そんな人たちは、LGBT向けの恋活・婚活イベントに参加しましょう。
婚活イベントなら、結婚相談所やマッチングアプリと違って、お相手のプロフィールを見て自分からデートやお見合いに申し込む必要がありません。
実際にその場で楽しく話ながら、気の合う人とだけ連絡先を交換すればいいだけ!
そのため、自然な出会いを求めるならイベントへの参加がおすすめです。
方法③:気軽な出会いを求めるならマッチングアプリ
LGBT向けのマッチングアプリはたくさんあるので、気軽に出会いたいならアプリを使うのも良いですよね。
ただ、ロマンス詐欺が流行っているゲイアプリもあるので注意が必要です。
ロマンス詐欺とは、 やり取りの中で甘い言葉をかけるなどして相手を信頼させて、そのあとにお金をだまし取る非常に悪質な行為のことを言います。
私の友達のゲイも、ゲイアプリで出会った人と実際に会って関係を持ったあとに、財布の中のお金を盗まれたことがあると言っていました。
このようにゲイアプリには、詐欺や盗みを働く悪い人もいるので、注意しなければなりません。