結婚相談所で、下記のような疑問はありませんか。
・「結婚相談所は女性余りなの?」
・「女性が多いなら、婚活で不利になる?」
この記事では、結婚相談所の元代表カウンセラーが、結婚相談所での女性余りについてデータ付きで解説しました。
本ページを読めば、結婚相談所の男女比の真実が分かるはずです。
結婚相談所の女性余りはウソなのか?
よく結婚相談所では、女性が余っていて男性が不足しているといわれています。
結論からいうと、結婚相談所の女性余りは半分ウソで半分は本当です。
その理由は、女性が余っているかどうかは結婚相談所によって異なるから。
次で詳しく解説しますが、結婚相談所ごとに会員の男女比は変わってきます。
女性余りといわれたようになったのは、大手の結婚相談所連盟「IBJ」の男女比が4:6であることが理由のひとつとして考えられます。IBJは約8万人の会員データを所有する業界大手の連盟です。
個人経営の結婚相談所の多くはIBJに加盟しているので、その結果、結婚相談所は女性余りという印象がついたのかもしれません。
【比較表】大手結婚相談所の男女比
女性余りかどうかは結婚相談所によって異なることがわかったところで、大手結婚相談所8社の男女比を見ていきましょう。
結婚相談所名 | 男女比(男:女) |
ノッツェ | 6:4 |
オーネット | 5.5:4.5 |
ゼクシィ縁結びエージェント | 5.4:4.6 |
ツヴァイ | 5.1:4.9 |
エン婚活エージェント | 5:5 |
パートナーエージェント | 4.4:5.6 |
サンマリエ | 4:6 |
IBJメンバーズ | 4:6 |
※2023年7月調査時点,税込
上記で紹介した8社の中で女性の割合が多い結婚相談所は、「IBJメンバーズ」「サンマリエ」「パートナーエージェント」の3つです。
残りの結婚相談所を見ると、男女比の割合は半々または男性が多くなっています。
この結果を見てわかるとおり、業界全体でも、結婚相談所は女性余りであるとは断言できません。
結婚相談所で女性が不利になることはある?
結婚相談所で女性が不利になるのは、女性余りの結婚相談所で活動している時です。
女性の割合が多い結婚相談所で婚活をすれば、必然的に競争率も高くなりますよね。
とくに結婚相談所では、男性に比べて女性のほうが理想も高くなりがち。相手を選り好みしていると婚活に失敗する可能性もあるのです。
こんな結婚相談所は女性余りが起こりやすい!?
女性が余りやすい結婚相談所には、ある特徴があります。それはハイクラスやハイスペックなど、レベルの高い男性と出会える結婚相談所です。
ハイクラス向けの結婚相談所は、そもそも女性人気が高くその分競争率も高くなります。
年収が高く、社会的に地位の高い男性は自分に自信があるので、たくさんある申し込みから女性を選ぶ状態になることが多いです。
結婚相談所で女性余りが起こる原因
結婚相談所で女性が余る主な原因は、男性に比べて女性はすべてにおいて真剣度が高く、婚活に「安心・安全」を求めるからです。
ここからは結婚相談所で女性余りが起こる原因を3つに分けて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
①結婚相談所にいる女性は男性に比べて理想が高いから
結婚相談所で活動している女性は、男性よりも理想が高い人が多いです。
私の経験上、男性の場合は容姿のいい人を選びがちですが、その分職業は学歴などを気にしない傾向にあります。(もちろん容姿以外を重視する人もいますよ!)
一方で女性は見た目をはじめ、収入・学歴・職業と相手を厳しくジャッチしがち。理想が高い分、なかなか結婚できない人も出てくるので結果的に女性余りが起こります。
②女性のほうが結婚への意識が高いから
そもそも婚活中の女性は男性に比べて本気度が高いです。
「いつまでに結婚して子どもが欲しい!」「子どもは望まないけれど〇歳までに結婚はしたい」など。
人それぞれ希望する形は違うものの、明確な目標をもっている女性が多いのが特徴です。
一方で男性の場合は、なるべく早く結婚したい気持ちはあるものの女性ほど結婚への意欲が高くない傾向にあります。
結婚をすると独身の頃に比べて好き勝手お金が使えなくなりますし、家族のことを考えなければなりません。女性に比べて、結婚=負担と思う男性も多いです。
このように男女の結婚への意識の違いから、結婚相談所で女性余りが起こるケースがあります。
③安全面を重視する女性が多いから
婚活中の女性は、アプリや婚活イベントなど、気軽に出会える場よりも安全性が高い方法で結婚相手を探す人が多いです。
結婚相談所でお見合いを組む際は、必ずカウンセラーやアドバイザーが間に入ります。
お見合いの日時の設定をはじめ、場所の指定やお店の予約もすべて結婚相談所側が行うので会員は何もする必要がありません。
しかしマッチングアプリの場合は、出会いの段階からすべてお相手と直接メッセージのやり取りをします。
当日会うまでのすべてのことを2人で進める必要があるので、労力もかかりますし、安全面でも不安に思う部分はありますよね。
マッチングアプリは場合によっては危険なケースもありますが、男性は女性ほど安全かどうかを気にしていません。
反対に女性は安全面を重視しているので、手軽すぎるマッチングアプリより安心して利用できる結婚相談所を選ぶ人が多いです。この意識の違いから、結婚相談所で女性余りが起こるのでしょう。
女性余りの心配がいらない!男性が多い結婚相談所
女性余りが気になる…そんな人は男性会員が多い結婚相談所で活動しましょう!
おすすめの結婚相談所はこちらの4つです。
結婚相談所名 | 会員数 | 男女比 | 活動費用/年 プラン名 ※成婚料含む |
ノッツェ | 約73,000人 | 6:4 | 268,400円
ベーシックコース |
オーネット | 約42,000人 | 5.5:4.5 | 314,600円
プレミアムプラン |
ゼクシィ縁結びエージェント | 約31,000人 | 5.4:4.6 | 244,200円
スタンダードプラン |
ツヴァィ | 約94,000人 | 5.1:4.9 | 300,000円
ご紹介プラン |
※2023年7月調査時点,税込
上記4つは女性より男性会員が多い結婚相談所です。
より多くの出会いを望む人は、会員数が多いノッツェやツヴァイがおすすすめ!
ゼクシィ縁結びエージェントは、4つの中でも1番料金が安いので、コストを抑えて活動した人に向いています。
会員の質を求めるなら、オーネットが良いでしょう。オーネットは、他の3つの結婚相談所と違って、連盟やコネクトシップを利用していません。
オーネットの約4万人いる会員はすべて自社会員なので、他社との会員データの共有は一切ないのが特徴。
実際にカウンセラーが面談をして審査をクリアした会員しかいないので、質の高さが期待できますよ。