結婚相談所の入会を考えている方の中には、
・「結婚相談所の連盟って何？」
・「どの連盟の相談所が一番良いの？」
と疑問に思う方も多いはず。
そこで本記事では、元結婚カウンセラーが結婚相談所の連盟11社を比較しました！
このページを読めば、それぞれの結婚相談所連盟の違いや特徴、自分に合う連盟がわかります◎
結婚相談所の連盟とは？
結婚相談所の連盟とは、結婚相談所同士が会員データを共有する仕組みのことです。
結婚相談所のホームページを見ていると、「IBJ加盟店」や「日本ブライダル連盟加盟店」などと書かれていることがあります。
この「IBJ」や「日本ブライダル連盟」が結婚相談所の連盟のことなのです。
通常、結婚相談所ではこれらの連盟に加入して会員データを共有し、会員様の婚活をサポートします。
加盟する連盟は結婚相談所ごとに異なり、複数の連盟を掛け持ちするケースや1社のみに絞る場合など、各結婚相談所によってさまざまです。
結婚相談所の連盟を比較！11社の会員数や特徴を公開！
結婚相談所の連盟は全国に11社あり、連盟ごとに特色が異なります。
まずは、それぞれの連盟の会員数をまとめました。
| 連盟名 | 会員数 |
| 日本結婚相談所連盟（IBJ） | 81,721人 |
| 日本結婚相談協会（JBA） | 70,000人 |
| 日本ブライダル連盟（BIU） | 66,000人 |
| 良縁ネット（Rnet） | 40,000人 |
| 良縁会 | 49,461 人 |
| 全国結婚相談事業者連盟（TMS、旧・仲人ネットコム） | 75,931人 |
| 日本仲人連盟（NNR） | 75,000人 |
| 日本仲人協会（NK） | 10,000人 |
| 日本成婚ネット（JMN） | 公式サイトに記載なし |
| 全国結婚相談所連盟（JBU） | 9,923人 |
| Face to face | 公式サイトに記載なし |
※2023年2月時点での情報です
日本結婚相談所連盟（IBJ）
・加盟相談所数は3,643社*
・会員の年齢層は30代前半～40代前半が多い
・他の連盟に比べると20代も多い
・男性の平均年収は500万～699万円のゾーンが最も多い
*2021年12月末時点のデータ（2023年1月調査時点）
数ある結婚相談所連盟の中でも抜群に知名度が高いのが、日本結婚相談所連盟（IBJ）です。
日本結婚相談所連盟は他の連盟に比べて会員数が多いので、必然的にお相手に出会える確率が上がります。
成婚者数が多いことでも知られており、2021年に成婚した会員は14,671人です。（システム外での成婚者を含む）
また、親会社の「株式会社IBJ」が東証一部上場企業である点もIBJの大きな強みといえるでしょう。
日本結婚相談協会（JBA）
・エン婚活エージェントやゼクシィ縁結び、パートナーエージェントなどの大手結婚相談所の会員データを共有できる（コネクトシップ制度）
・本部が大阪にあるので西日本エリアの婚活に強い
日本結婚相談協会（JBA）は、コネクトシップという婚活事業者間で利用できる会員相互紹介プラットフォームを活用している連盟です。
コネクトシップを使うことにより、日本結婚相談協会に加盟していない大手の結婚相談所の情報も共有できるようになります。
また2022年3月に、日本ブライダル連盟（BIU）と大手結婚相談所のノッツェと業務提携を結んだことで話題になりました。
日本ブライダル連盟（BIU）
・会員の年齢は30代後半～40代後半の割合が最も高い
1972年創業の日本ブライダル連盟（BIU）は、50年以上の実績をもつ結婚相談所連盟です。
ご自身が選択した答えから性格を診断し、仲人が最適な婚活方法を無料でアドバイスしてくれる「ハートグラム診断」を受けられます。
ご自身の希望を伝えた上で、日本ブライダル連盟に加盟しているおすすめの結婚相談所を紹介してもらえるのも嬉しいところです。
良縁ネット（Rnet）
・大手結婚相談所「ノッツェ」と提携している
2003年より、良縁を望む方たちを導くためにサービスを開始した良縁ネット。
仲人の研修システムが充実しているので、質の高い仲人が多いことで知られています。
全国結婚相談事業者連盟（TMS／旧・仲人ネットコム）
・連盟独自の「成婚メソッド」を学んだカウンセラーが多く在籍している
・2021年の成婚者数は2,857人*
*（2023年1月調査時点）
全国結婚相談事業者連盟（TMS）は創立35年の結婚相談所連盟です。
成婚に強くこだわることをサービス理念としているため、実力のあるカウンセラーが多く在籍しています。
日本仲人連盟（NNR）
・昔からある連盟なので安心できる
・国際結婚をサポートしている（連盟によっては国際結婚を扱っていないところもある）
日本仲人連盟（NNR）は、1974年創立の歴史ある連盟です。
結婚相談所連盟の中でも知名度が高く、老舗ならではの安心感もあります。
日本仲人連盟の最大の強みは「仲人検索システム」を使えるところ。会員自身が検索システムを使って仲人を選ぶことが可能です。
検索システムを活用すれば、仲人の成婚実績をはじめ、顔写真やプロフィールを事前に確認することができますよ。
日本仲人協会（NK）
・加盟している結婚相談所は約1,800件
1984年に創立した日本仲人協会（NK）は、これまでに12,000組以上のカップルを成婚に導いてきた実績のある連盟です。
また日本仲人協会に加盟している仲人の中には、全国結婚相談業教育センターが商標登録を受けている「仲人士」という資格を取得した方もいます。
日本仲人協会には、仲人士を持った婚活のプロフェッショナルが多くいるのも魅力です。
日本成婚ネット（JMN）
関西エリアに強い日本成婚ネット（JMN）は、関西の結婚相談所「関西ブライダル」が運営している連盟です。
公式サイトを確認しましたが、会員数や年間成婚数など詳しい情報が記載されておりませんでした。
全国結婚相談所連盟（JBU）
・男性会員の中で最も多い年代は40代、全体の50％を占めている
・女性は30代の会員が多く、全体の46％にあたる
全国結婚相談所連盟（JBU）は、大手結婚相談所のムスベルが運営しています。
公式サイトで公表されている情報によると、男女共に経済的にも精神的にも安定している会員が多いとのことです。
とくに女性の場合は、結婚後も仕事を続けたい！と共働きを希望する方が多い傾向にあります。
Face to face
2019年より仲人連盟として活動しているFace to face。
大手結婚相談所「ノッツェ」をはじめ、全国各地の結婚相談所が加入しています。
連盟に登録している会員数や年齢層など、公式サイト上に情報が載っていなかったため、詳細が分かりませんでした。
結婚相談所選びを失敗しないポイント
結婚相談所を選ぶ時は、加入している連盟がどこなのかを必ず確認しましょう！
先ほどお伝えしたとおり、結婚相談所の連盟によって会員数や規模の大小もさまざま。
大手に比べて会員数が少ない連盟や協会もたくさんあります。
ハッキリと申し上げますが、理想のお相手に出会うためには会員が少ない連盟より会員数の多いところの方が断然良いです！
会員数が多ければ、出会いの人数も増えますからね。
下記の記事では、結婚相談所選びを失敗しないポイントについて詳しく解説しています。
おすすめの連盟は「日本結婚相談所連盟（IBJ）」
11社ある結婚相談所の連盟ですが、ずばりおすすめは「日本結婚相談所連盟（IBJ）」です。
日本結婚相談所連盟の強みはとにかく会員数が多いところ！2023年1月の時点で会員数は80,000人を超えています。
また、相談所だけではなく、
・「年収1,000万円以上」
・「旅行好き」
・「40・50代限定」
・「子ども好きな男性限定」
など、さまざまなタイプの婚活パーティーを定期的に開催しているのも日本結婚相談所連盟の魅力です。
筆者が担当した会員様も「IBJは細かいテーマを設定しているパーティーが多いから価値観が近い人を探しやすくて良い！」と言っておりました。
結婚相談所の連盟は掛け持ちしているほうが良い？
婚活中の方なら、連盟を掛け持ちしている結婚相談所のほうが良いのか気になるところですよね。
結論、1社にしか加盟していない結婚相談所より、連盟を掛け持ちしている結婚相談所のほうがおすすめです！
筆者の知り合いで30年以上も婚活業界で活躍している結婚相談所の代表がいます。
その方も「掛け持ちする連盟にもよるけれど、たくさんの連盟に加入している結婚相談所の方が良いよ！」といっておりました。
連盟を掛け持ちしている結婚相談所はそれだけ多くの会員データを持っており、会員数が多ければそれだけ理想のお相手に出会える可能性が高まるからです。
当然、お見合いに申し込んでokされる率も上がりますし、交際・成婚に至る可能性も高まります。
皆さんも気になる結婚相談所を見つけたら、まずは「加盟している連盟はどこか」「連盟の掛け持ちはしているか」を確認してみてくださいね。